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第5話 「手術の説明。なんか現実味が帯びてきた」

こんにちわ!

あーちゃとねーねの あーちゃんですヽ(^o^)丿

今日も「あーちゃんの癌サバイバー日記~みんな、負けないでよ!」にお越しいただきありがとうございます。

前回までのお話では、
私、あーちゃんが

身体の不調を自覚して、病院で診てもらって

がんと診断され、治療方法を決定したところでした。

どの瞬間でも、検診の大切さがにじみ出ます。

今日は、決定した手術のお話です。

決まったら進むのみです。

そして心の状態も一緒の場所に落ち着けないといけません。

頭は把握していても、心は現実を見ようとしないものです。

でも、心を強く持たないと、体もふらふらしてきます。

頑張ったアタシを見てくださいね!

それではスタートです!

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大阪国際がんセンターにて、後日、手術の説明を受けました。

私は直腸がんで肛門から7センチのところに腫瘍がありました。

がんができた場所が肛門に近い場合は人工肛門になるって
サイトで見たんです。

私、人工肛門て言い方、嫌なんでストーマと言いますね。

それで、肛門から7cmは近いのか、はたまた近くないのかがわからないので

一生ストーマになるんやろなと覚悟せな仕方なかったんです。

でも、先生がなんとか一時ストーマでいけるとおっしゃってくださり、

手術は「肛門温存手術」になりました。

一時ストーマとは、

腸管や尿管を臨時的に取り出し、
皮膚表面に開口させた状態を指します。

一時ストーマは、腸管や尿管などの臓器に異常がある場合に行われることがあります。

例えば、腸管の一部が切除された場合や、膀胱が機能しなくなった場合には、一時的にストーマを造設することがあります。

一時ストーマは、通常数週間から数ヶ月の間だけ行われます。

一時的なストーマは、手術後の身体の回復期間中に、
腸管や尿管を休ませることができるため、手術後の合併症を防ぐことができます。

また、手術後の回復期間中に、腸管や尿管の炎症が治まることがあるため、
一時ストーマが不要になることもあります。

一時ストーマの看護には、ストーマ周囲の皮膚のケアが重要です。

ストーマ周囲の皮膚は、便や尿などの排泄物によって刺激を受けるため、
保湿剤やバリア剤を用いて、皮膚を保護することが必要です。

また、ストーマ周囲の清潔を保つことも重要です。
定期的なストーマ袋の交換や、排泄物の処理を適切に行いましょう。

一時ストーマは、一時的な措置であるため、
必要な期間が経過した後には、ストーマを閉鎖し、
正常な排泄経路を回復するための手術を行うことがあります。

手術前後には、医師や看護師の指示に従って、ストーマ周囲のケアを適切に行いましょう。

完璧な説明!そう、”chatGPT”くんの説明でした 笑

結果、半年間のストーマ生活をすることになりました!

手術までの日々は約2週間。

その間は通常の生活を送ることができます。

私は、検査ストレスのうっぷんをはらすかのように
趣味のバイクでツーリングに行ったり、

家族で神社めぐりをして、祈祷してもらったりしました。

がんになった本人はもちろんやけど、周りの家族や恋人等、
本当に不安でしかないと思います。

私もその立場なら不安に押し潰されそうになると思う。

だって大切な人がもしかしたら死ぬの?て思うだけで
泣きそうなるもん。涙

だからできるだけ明るく振る舞おうて頑張ってた。

どうなるかなんて誰もわからんし。

だったら、
「受けてたもー」の精神でいくっきゃないやん。

二人に一人とはいえ、
そーそー経験できることやない。

それもアタシの人生ドラマの一つになるなら、
ちゃんとクリアせなアカン問題やと思って。

ただいまって言って帰りたいからね。

負けるなアタシ
頑張れるのはアタシだけやから!

家族に頑張らさせるな!

そんな心の持ちようを、毎日毎日、少しずつ強くなるように
勉強して、自信をつけていきました。

家族の事や商売の事。

子供や孫たちの将来の事。

そして母と兄弟のこと。

私ができる最善のことと、私の使命。

チャンと考えると、ホント、今死ぬわけにはいかん。
今生で、せなあかんこと、まだ山ほど残ってる。

この経験も私の使命にかえるんや。って。

絶対、生還して、みんなの命を救う使者になろう!

なんて、壮大に考えていたのでした。

でも、そう考えていると、体に力がみなぎって
「がんなんか、やっつけたる!」という

パワーがわいてくるんですわ、不思議と。

ステージ4が何よ!アタシはあーちゃんよ!

バカながんやな!アタシなんかに巣くうて!
すぐ、退治してやるからなっ!

でも、がんにしてしまった原因はアタシですよね。

正常だった細胞ががん化してしまったんですから、
アタシに非がある。

そして、検診を怠ったがためにステージ4まで進行させてしまった。

ごめんね、細胞くんたち。

正常な細胞くんたちを救うためにも、アタシはガンバリマス!!

そして、使命を尽くすために「まだ死にましぇん!!!」←古い

アタシは家族の大黒柱です。
離婚してから、大黒柱の1本です。

もう1本はねーね。
ねーねは、私が離婚した時まだ子供たちが小さかったので

「おとうさんになるよ」と立候補してくれました。

あれから15年、子供たちも立派な大人になっています。

孫もできて、なんて幸せな人生でしょう。

でもアタシは欲張りで。

もっと幸せになりたい!
アタシの幸せは、大切な人たちが幸せになること!

かわいい子たちに精いっぱいの勉強をさせてあげて
生きる指針を掲げられるよう、成長を後押ししてあげて、

使命を全うできるように道筋をひいてあげること。

がんのおかげで自分の道も開けたから
手術して治療に取り掛かったら

今よりもっとパワーアップしたあーちゃんに
なること間違いなしやねん。

身体からの声に耳傾けながら全力投球いたします!

次回はとうとう手術の日のお話です。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではまた!

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