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映画『WOUNDS:ワウンズ』感想(ネタバレなし)


この映画を観たのは少し前のことなのだけど、感想書くのが難しくて放置してた…
なぜかと言うとオチがなく盛り上がりも今ひとつで、さらに話のテーマは結局何だったのか、はっきりすることなく急にジ・エンドした、という印象の映画だったから。

レビューサイトの評価もかなり低いので、一周まわって、逆にこの映画の良かったところを書いていく。

まず俳優の演技がかなり良い。そもそもどうしてこの映画を見たのかと言うと、サムネのえらいこっちゃ顔色が悪い女の人、フィフティシェイズオブグレイでバズったダコタジョンソンが好きだから。さらにカオス具合ではミッドサマーの好敵手であるサスペリア(2019)でも主演をつとめた、演技派癖強セクシー女優さんで、今回も良い味を出していた。顔とスタイルが良い。
そして何より主人公であるアーミーハマー演じるクズ男のリアリティがすごかった。最初はむしろ誰とも気持ちよく会話するバーテンダーの好青年に見えるのだが、霊障?幻覚に悩まさせるうちに日々隠していた本性が表れていく。call me by your nameの時はあんなに爽やかだったのに、この映画では、主人公の人間性の嫌〜なところを本当に良く再現していて、説得力があった。

話の筋そのものはもうあまり記憶にないです。邪教崇拝系だったかな。
ややグロいです。ウジムシとか人間の頭部の断面などなど出てきます。苦手な方はご注意くださいね。


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