皆さんの人生一の快楽って何ですか?
気がつけば2ヶ月も仕事をしていなかった。そろそろ仕事を決めねばと悩みつつ、結局、自堕落な生活を送る。将来のことを考えず、衣食住だけが安定した日々終止符を打ちたいと、思いつつも動けない日々、私には今エネルギーが足りていないのだろう。
不足したエネルギー、というか活力を生み出すためには、快楽が必要だと思う。しかし、この活力につながる快楽とは、セックス、ドラック、ロックンロールでは生み出せない。むしろそれらは生産性を下げることの方が多い。では、どのような快楽が必要なのだろうか。
私は、学生時代に試験を受けることが好きだった。静かな空間の中で聞こえるペンの音、誰かが漏らすため息、制限時間に追われる切迫感と、監視がいる緊張感。ストレスのトリガーしかないような空間の中で、ありったけの知識を振り絞って解答を仕上げる。これが私の人生一の快楽である。
試験を受けるというのはストレスがたまる。よく快楽物質というように表現されるドーパミンやアドレナリンは、一種のストレスホルモンと言われる。人間生きていく上ではストレスやはり必要なのだろう。
試験で味わう快楽は、プレゼンテーションだったり文章の執筆作業でも味わえると思う。要するにアウトプットが気持ちいいのだろう。自分の考えや知識、経験を外に発信していくことで、外と関わることができるし、承認欲求も満たされる。
そういったツールとして私は試験を使っていた。
快楽は一時的で生産性がないものが多い。しかし、人生の活力となる快楽は比較的長く続く。だからそういったものをまた見つけたいと思ったのであった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?