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就職/SNS運用/起業<2つの戦略>


負けたくないなら黙って↓を読め

就職にしろSNS運用にしろ、はたまた人生全般にしろ、人間は常に他者と競争している。モテ格差、資産格差が顕著に「可視化」されてしまった現代。競争の勝者と敗者が数値で確りと客観的に確認されてしまう世知辛い時代だ。そのような中で我々がとれる戦略というのは2つに分けられる。

①スペシャリスト(専門家)
②ジェネラリスト(何でも屋)

そしてこれら2つは大きく異なる。

<①スペシャリストに関して>
自分の得意な事を深堀していくスタイルだ。就職の文脈で言うジョブ型雇用的な考え方になる。SNS運用などでは「投資アカウント」「節約術アカウント」「恋愛アカウント」等、アカウント毎に得意分野を持つ人が多い。この戦略は好きな事を気軽に配信できるのに加えて、開始初期の伸びが実感できるので初心者に向いている。関数で言うとy=√x的だ。弱点としては「専門を名乗った分野以外を語っても相手にされにくい」ことである。例えば節約術のアカウントの人が恋愛や政治の話をしても「専門外のお前が言うな」と思われやすい。すると発言内容の幅が狭められるので影響力を維持しにくくなってしまう。また、分野のブームが去ると突然伸びなくなってしまう危険性もあるのだ。例えば、好きなアイドルグループについての情報をまとめたアカウントの場合はそのアイドルグループが解散した瞬間に価値の大半を失うのだ。

<②ジェネラリストに関して>
スペシャリストとは対称的である。こちらは就職の文脈で言うとメンバーシップ型雇用によるジョブローテーションだ。SNSの世界で説明すると何にでも意見するご意見番的ポジションだ。会社でもSNSでも、無名の人物があれこれ発言しても最初は誰にも注目されないので初期の伸びは感じにくい。一方で一度目立ち始めると何でもバズり無双状態になる。何について発言しても許される雰囲気なので、何を書いても平気なのだ。関数で言うとy=x^2的な伸びをする。SNSにおいては初期はフォロワー数を増やすのに苦労するのだが、一度伸び始めればひたすら強い。有名人の多くはこのタイプだ。たとえば、ひろゆきとマツコデラックスは何を言っても許される雰囲気だろう。

ここまで読んだ貴方としては「結局どっちがいいの?」という疑問を持っているだろう。私なりの答えは「最初はスペシャリストで目立ち、ある程度のところまで来たらしれっと少しずつジェネラリストに転換してしまえ」というものだ。この戦略は多くの一流企業・著名人も実践している。例えば、私の古巣のソニーグループ。最初は家電製品で目立っていたスペシャリストだったが、今では家電はすっかりダメになったもののゲーム・音楽・映画・金融などの無形商材で稼ぐ世界有数の企業になった。完全にジェネラリストだ。著名人ならばメンタリストDaiGo氏。彼は初期はパフォーマンスで目立ってそれ専用の人材に思われていたが、少しずつ分野を拡大し現在の地位を得ているのだ。日本人は1.3億人もいる。だから最初に目立つのは難しい。それを突破するために、先ずは何か特異な1分野で目立ってしまうというのは悪くない戦略なのではないだろうか。そして徐々に教養を身に着け、色々な事を発言できるジェネラリストになる。「無料」noteで教養についてまとめてみた。興味のある方はこちらも是非読んでほしい。https://note.com/nemuwo_/n/n2f6c4d2076e3

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