粗雑な物言いの王様は、不器用な優しさを君に。

本編はこちら。

以下、裏設定になります。

公務にて威厳を保たねばならず、臣下を叱責することもあるが、本当は優しい性格であるのに誤解されがち。
上に立つ者は基本そうなってしまうが、王自身はもっと仲良くわいわいと話したい。
前回あなたを癒した王の臣下は、王と割と仲が良い。
それこそ軽口を言う仲だったりする。

とまぁ、中々に人間味溢れる王なので、あなたの生い立ちを聞いて、かなり気にかけていた。この国からしてみれば敵国だった人間がいきなり来たとなれば、騒ぐ兵士もいるだろう。だから、嫌な思いをしているのではないかと…。

耳かきをしながら話を聞くと、あなたを否定する臣下はおらず、あなた自身も「素敵な国だ」という感想が得られ、不器用な王は本音をついぽろりと吐露するのだった。

この耳かきの後、あなたはここに迎え入れてくれた元暗殺対象…指揮官にこっそりと王の発言を言ってしまう。
それを元に指揮官は王をからかいに行くが、その後にしっかりあなたは報復を受けることとなる。
それは、あなたが少しだけ苦手な梵天…でも、どこか優しい人柄に、きっと心の氷は溶けてゆく事だろう。
優しい王の心が、民に現れているこの国で。

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