この場所と、心許せる君と。
本編はこちら。
以下、裏設定になります。
本が好きなあなたは、あまり人の多いところが得意では無い。本を読む事や、集める事も好きなあなただったが、そろそろ自宅の本棚はもう決壊寸前だ。
だから、人は多いが本も沢山ある図書館へ赴くのだが、やはり人の多さに躊躇する。
しかし、あまり人のこない…本を読むには最適な場所を見つけ、そこに通いつめることとなる。
この図書館には、勉強をしによく赴くのが彼だ。
無音の部屋でこつこつと勉強するのが苦手で、それなりに人の気配があった方が集中出来るタイプの彼は、ある日誰も行かない本が沢山ある場所へ消える人影を見つける。
それがあなただったのだが、気になってこっそり追いかけてみれば、幸せそうに本を読む姿を見つけ、彼の心に少しのあたたかさを齎したのだった。
仲良くなれたきっかけは、栞の落し物。
あなたが大切にしていた栞を落とし、探していたところに彼が届けてくれたのだ。
彼自身、あなたに話しかけたいという気持ちもあった為、そこから急速に距離を縮めていった。
想いを伝え、伝えられたこの2人に待ち受ける未来は、きっとあたたかなものだろう。
穏やかな時間を君と過ごせる、この素敵な場所で。
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