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#日記
歯医者で流れる映画の謎
室内で流れている映画を眺めていて「ん?」と気づく。何かおかしい。
私の行きつけの歯医者では診察台の前にテレビがおかれ、そこでは映画が流されている。待ち時間もそれを見ながら時間を潰せるわけだ。なぜ映画か?というと、おそらく字幕を表示できるからだろう。音声を流すとうるさいし、とはいえ字幕がなければ音声がないと内容がわからない。ということで、映画が流れている。
すでにこの歯医者は10回目弱になるが、
腹痛を助けてくれたもの
まるでそれは雪崩のように突然、ワシオを襲った。ワシオはその瞬間、スタンガンを当てられたかのように身体を跳ねた。突然の腹痛がワシオを襲った。ワシオが聞いていたイヤホンから、激しいEDMの曲が漏れた。
ワシオは思う。「これはやばい。80年ぶりの竜巻並のマグニチュードだ。マグニチュードは地震か。なんか、やばい」。電車にのっているワシオにとって、何気ない電車の窓の外の風景がもはや死刑宣告版にさえ見えた。