国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧する『世界の名著』
これまで何度か「国立国会図書館デジタルコレクション」(以下、「デジコレ」)で閲覧できる書籍に関する記事を書いてきましたが。
トップ画像に用いた広告記事(朝日新聞 1968年1月1日)をたまたま目にしまして。
今度は『世界の名著』シリーズ(中央公論社)の一覧を作ってみようかと思いたちました。
これまで取り上げた資料とは違い、『世界の名著』については、「デジコレで読めるようになった」というようなネットの反応が、検索でそこそこ引っかかるのですが。
以下のようなリンク集はまだ見あたらないようでしたので。自分自身を含め、あればきっと便利かな、と。
(既にあるけれど、見つけられなかっただけ、かもしれません。だとしても、もう一つ付け加わって別に悪いことはないでしょう。)
Wikipedia 記事と、
ちょっと参考にさせていただいたブログ。
・なお、『世界の名著』のシリーズ、文献の全体を収録していない(抄録/抄訳の)巻が少なくありません。一般の読者にはさほど問題にならないとしても、もっと本格的な用途(大学生が参考資料とするような場合など)には向かない可能性があります。この点には注意が必要です。
(抄訳であれば、個々の作品のタイトル扉の次のページ、あるいは巻頭解説の末尾に、その旨記されているはずです。タイトルに《抄訳》などとは記載されません。)
・このシリーズは往々にして、作品自体よりも巻頭解説の方が面白かったりする場合がありますが、ここでは立ち入らずにおきます。
なお、このシリーズ、市販の際には付録の小冊子(という言い方でいいんでしょうか)付きでした。次のサンプル画像はネットに転がっていたもの。
ただ、残念ながら以下のデジタルデータには含まれていません。
世界の名著 第13「キケロ エピクテトス マルクス・アウレリウス」
世界の名著 第20「ベーコン」
世界の名著 第21「ガリレオ」
世界の名著 第30「ルソー」
世界の名著 第31「アダム・スミス」
世界の名著 第33「フランクリン ジェファソン ハミルトン ジェイ マディソン トクヴィル」
世界の名著 第35「ヘーゲル」
世界の名著 第36「コント スペンサー」
世界の名著 第45「ブルクハルト」
世界の名著 第46「ニーチェ」
世界の名著 第50「ウェーバー」
世界の名著 第51「ブレンターノ フッサール」
世界の名著 第55「ホイジンガ」
世界の名著 第56「マンハイム オルテガ」
世界の名著 第58「ラッセル ウィトゲンシュタイン ホワイトヘッド」
世界の名著 第60「バジョット ラスキ マッキーヴァー」
世界の名著 第61「トインビー」
世界の名著 続2「プロティノス ポルピュリオス プロクロス」
世界の名著 続4「朱子 王陽明」
世界の名著 続5「トマス・アクィナス」