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かわいそうなライオン

「繁殖させないのはかわいそう」ライオンの"避妊"を公表した動物園に批判殺到…実は”百獣の王”の飼育数は飽和状態に…ライオン避妊 決断の背景とは(北海道ニュースUHB) - Yahoo!ニュース

🦁基本的にニュースはYahoo!ニュース頼りな日々です。
このニュースを読んだ時、色んなことを考えました。

まず一番最初に思ったことは「何が可哀相なんだろう??」でした。
浮かんだのは飼育されている犬猫です。
私も子供の頃は猫を飼っていました。
子猫の時に貰ってきて、半年が過ぎた頃去勢手術が出来るようになったので犬猫病院に連れて行きました。
子供だったからか可哀相とは思いませんでした。猫の飼い方の本には繁殖を考えない場合は去勢するように、と書いてありましたし。
個人が飼う猫と動物園で飼育されるライオンは違うよってことでしょうか?

記事のコメントを読んでみました。
・繁殖させないのは可哀そう
・繁殖できないなら元の動物園に戻して
・今の日本の動物園は娯楽のようだ
・動物園で飼育する自体が人間のエゴ
・檻に閉じ込めて見世物にしている時点で可哀相
・お母さんになれないのは可哀相
等など。

なるほど。と思いました。
そしてコメントのほとんどはその「可哀相」に対しての意見でした。
そのほとんどの意見に私も同意です。

おそらく「可哀相」という感情論の対立を望んだわけではないでしょう。
コメントを読み続けて思い出したのは上野動物園です。
私は動物園、水族館、植物園が好きで若い頃から良く行きました。
上野動物園には子供の頃から行っています。何が楽しいのかって、普段見ること出来ない動物たちが目の前で見られること。
これは水族館、植物園でも同じだと思います。
普段見られないものを、見られる。
それが楽しくて足を運んでいると思うのですが、ふと、私は動物園で動物よりも、それを見ている人たちをよく見てしまうなぁと思いました。
覚えてるのは他愛ない会話をして笑ってるカップル。手を繋ぐ小さな子供と母親、父親。中には一人寡黙に一眼レフカメラを動物に向ける人。
様々な人が来ています。それぞれに過ごしています。それが面白いなぁと思うのです。

歳を取り、新しいことに感動することが減ってきたなぁと思うこの頃。
職場で若いアルバイトの子たちの話を聞いてハッとするのは、そうかまだそういうことで楽しめる、驚けるんだってこと。
それが懐かしく、眩しく、いとおしくもあります。
そんな眩しさを見ているのが楽しいのです。
その感覚に近い気がします(笑)私が動物園や水族館などでその様子を見てしまうのは。

来年はまた上野動物園に行きたいなぁと思います。
来年は年間パスポートを購入してみようかな?一年に6回でも行けば充分元は取れる気がします^^

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