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リピート客を掴むための小さな施策

デカフェ専門で自家焙煎珈琲を販売しているnemureru coffeeです。
デカフェ愛飲家が、フルカフェイン愛飲家と同じような楽しみを味わえるように、種々のデカフェコーヒーを販売しています。

nemureru coffeeは月に1回の間借り営業と、今月から3か月間は月に1回のマルシェ出店をしています。

マルシェではとても多くのお客さんに、デカフェを飲んで頂いたというのは前回の記事に書きました。

そこでは、お客さんが多かったからこそ、知れた事実がありました。
それは、
「お客さんは自分で飲んだ豆の名前は覚えていない」
という事でした。
では、何も覚えていないのか?
いいえ、苦味や酸味を示した星やレーダーチャートを覚えています

さっき飲んだ苦味が星二つのは、何ていう豆だっけ?という事になるわけです。

仮に、マルシェで飲んだコロンビアのコーヒーが美味しかったとしましょう。そして家で飲んでみたいので、豆を買いたいとしましょう。ショップカードに書いてあったオンラインショップに飛んだら、ブラジル、コロンビア、コスタリカ、メキシコ、グアテマラ、マンデリン、etc..と沢山の商品が並んでいます。
お客さんは、マルシェで飲んだコーヒーがコロンビアかどうかなんて、覚えていません。どの豆か分からないんじゃ、豆を買うのはリスクが伴うので、豆を買わないで、オンラインショップ離脱となる確率が高いのではないでしょうか?

という事で、マルシェでのドリンクを、次の購買へ繋げるために、一つ手を打ちました。

コーヒーカードです。

注文して頂いた豆の名前と、味わいの星表示と、オンラインショップへ飛ぶQRコードを書いています。中高年の割合も多いので、表にはカタカナで大きく豆の名前を入れました。

カードに番号を書けば、マルシェで提供に若干時間がかかる際の、番号札としても活躍します。

さらに、次回来て頂いたときに、「前回はこの豆を飲みました」ので同じの下さい(あるいは別のください)と、注文をするときにも役立ちます
もっと活用すれば、他のお店に行って、このカードを見せれば、好みに近い豆を飲むことや、買うことが出来ます。お店の人に相談することも出来ます。

今さらですが、世のコーヒー屋さんが、コーヒーカードを配る理由に気付きました。きっとこういう狙いですよね?リピーターを増やすためですよね?

マルシェは、とても多くのお客様に知って頂ける、とても貴重な機会です。
ここで、リピーターを増やせるかどうか、まだまだこれからも考えていきたいと思います。

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