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軽率に7MEN侍矢花黎さんの沼に足を踏み入れてしまった20代後半OLの過程

きっかけは些細なことだった。

そもそも矢花くん(馴れ馴れしく申し訳ないですが敬愛の意を込めてこう呼ばせていただきます)との出会いは「月曜から夜ふかし」の道行く人の職業を調べるという街頭インタビューのコーナーだった。後から知った話だが成人の写真を撮りに行った帰りだとかでたまたま通りかかってインタビューを受けたらしい。

その時の印象としては「いい子そう」「賢そう」「ちゃんとオチまでつけててえらい」「しかし尊敬する先輩丸山くんは渋い」(なぜ丸山くんなのかは後々理解)くらいのもので、認知はしたものの特に気になることもなく何かアクションを起こすでもなくそれだけだった。


私は十数年前中高生くらいのときいわゆるジャニオタだった。当時ごくせんなどが放送され、Jr.ながらめちゃくちゃKAT-TUNが人気だった時代に赤西仁くんが大好きだった。今までの人生を振り返ってもこんなに何かを好きになったことがないというくらい全力で推していた。

今思うと中高生でそんなお金どこから出ていたのかとも思うが、コンサート東京全ステとかツアーグッズ全種買いとかジャニーズショップで何百枚も写真を買ったり時々遠征までしていた。オタク活動がきっかけで友達になった人もいたりして、とにかく私の青春というかその時代がものすごくたのしくて、またあの時みたいに誰かを全力で好きになれたらたのしいのにと思いつつ、そこまでの感情になる人に出会うこともなく十数年間を過ごした。大人になってからも、あの時ジャニオタを卒業していてよかったと思いながらも大人の経済力でオタク活動できたらめちゃくちゃたのしいだろうなと思ったりもしていた。

昔話が長くなってしまったが、懐古の気持ちもあり未だに当時の仁くんの動画を時々見る。(もう二度とあんな最強のアイドル現れないだろうなと思うくらい今見ても最高)

当時KAT-TUNと関ジャニ∞とNEWSのファンクラブが合同だったため時々関ジャニ∞やNEWSのコンサートも行っていたのだが、仲の良かった友達が関ジャニ∞推しだったこともあり特に関ジャニ∞は私も大好きで追っていた。

私が最後に行った関ジャニ∞のコンサートが2009年のPUZZLEというツアーで、このアルバム自体すごく好きでよく聴いていたのだが、その中でも特に好きなのがローリングコースターという曲だった。仁くんの動画などを見ているうちにふと関ジャニ∞のことも思い出し、久しぶりにローリングコースターが聴きたくなり調べたところ、そこでやたら目にする「7MEN侍」の文字。なんなら「7MEN侍で知ったけど関ジャニ∞の曲だったんだ!」みたいな人が結構いて、いやいやこちらはむしろ「7MEN侍こそ何者?」くらいの気持ちだったので(すみません)、ジェネレーションギャップというか諸行無常というか、完全に隔世の感といった感じだった。

しかし、今の時代にローリングコースターが歌われているんだ!という感動もありどんなもんだろうと軽い気持ちで7MEN侍を検索してしまった。これがすべてのはじまりである。


ここからはもう転げ落ちるまで早かった。「あの夜ふかしの子がいるグループか!」からはじまり、「中村嶺亜くんいるんだ(Jr.歴が長いから嶺亜くんだけは唯一知ってた)」「この髪長い子めちゃくちゃタイプなんだけどなんて子なんだろう」→「夜ふかしの子!?」「ベース弾けるのか…」「えっギター弾いてるけど?」「ドラムも叩けるの?」「ひとりセッション…!?」という具合にまあ普段からバンドマンやら音楽が好きな人間の興味を誘うにはあまりにも餌が多く、まんまと釣られてしまった。


↑そもそもこれひとりセッションもすごいけどかなり面倒くさそうな編集までしていて本当矢花そういうとこ〜!!!となる。(褒めてる)


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↑シンプルにこういうビジュアルの男が好きすぎる。顔見えてないけどしっかりと顔面もいい。この2枚の画像だけでもギターとベースどっちが本職なのかよくわからないところもいい。


まだ彼のことを知って日が浅いので知らないことも多いが、とにかく真面目でMCなどもそつなくこなすしっかり者なのは間違い無いと思う。ボケもツッコミもできる。ツッコミに関しては明らかに只者ではない語彙力や知識がある。普段の喋りを聞いたりブログなどを読んだりしても思うが、もはや歳上というか年配の人かと疑うような語彙である。ネットスラングもよく使ってるけどそれもなんかちょっと古い。今日日くぁせふじことか20歳の子がどこで目にするのだろうか。ただ、彼のすごいところはこれだけではなく完全にボケにもなれるということだ。

矢花くんを調べはじめてすぐ、彼が割り箸を食べる動画を複数見た。「割り箸を食べる動画」を「複数」である。


時にゲームで使う小豆を食べていた。真顔で。


とにかく彼のボケはシュールで秀逸だ。7MEN侍はそれぞれバラエティーに強いと感じることが多いが特に矢花くんは逸材だと思う。


そういうキャラなのでアイドルっぽい部分はあまり期待していなかったのだが(ジャニーズの王道メンバーランキングも3点で堂々の最下位だったし)

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しばらく経って公式で上がっている数少ないパフォーマンス動画を見て私は大変な思い違いをしていたことを反省した。

彼、めちゃくちゃアイドルである。

表情とか動きとかキメるとこはばっちりキメていてそれはもうアイドルをやっていた。強い。

だからこそ公式でもっとパフォーマンス動画を上げてほしいが、写真ですらジャニーズが公式でインターネットに載るなんてありえない時代を生きてきたのでこうして公式動画があるだけ大感謝、ビッグサンキューである(?)


矢花くんってもともとの性格なのか加入が少し遅かったからかメンバーに少し敬語まじりで喋っていて、打ち解けているのはわかるがすごく気遣い屋さんなんだろうなと感じる場面が多く、そういう人って大概度胸がないというか遠慮がちな人が多いので完全に侮っていた。申し訳ない。


いろんな楽器ができてバラエティーも強くてMCもボケもツッコミもできて気遣いができてしっかりとアイドルもできる。これを沼と呼ばずして何と呼ぶのか。

矢花くんのことを調べはじめた頃度々目にしていた「矢花は沼」「矢花はリアコ」という言葉、当時はこんなにしっかりしてて真面目そうなのになぜ?と思ったがそんな疑問はすぐに消えた。間違いなく「矢花黎は沼」である。

矢花くんのことを知れば知るほど「あ、この子は沼だ」と悟る自分がいる。


きっかけだけでここまで長くなってしまったが正直全然まだ書きたいことは書ききれていない。矢花くんの魅力はまだまだこんなもんじゃない。次回以降追って書いていこうと思う。

元はといえば矢花くんのブログ「異担侍日報侍ふ」の感想を発信するためにnoteをはじめようと思い立ったのだが、日々の備忘録と兼ねて矢花くんとの日々(?)を思いつくまま書き綴っていきたい。


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