映画 ミンナノウタ の怪異の違和感について

台風サンサンが日本列島をかぶさるように迫って来てますね。

今週は3連休をいただいてまして、サンサンが来なければ
今頃、出雲大社に参拝に行って帰ってきてる予定でしたが
そんな遠出をして、帰ってくれなくなったら大変なことになりますので
台風に吹き飛ばされそうな雨漏りしている寮に帰ってきてます。

映画 #ミンナノウタ がAmazonプライムにあがってきてたので
早速、朝食のキャラメルハムチーズサンドイッチ(自作)を食べながら見ました。

感想は、高谷家のお母さん最高。
以上です。
以下はネタバレ含む、怪談好きから見た違和感について。

※この感想を書いてる本人は、シャバの俳優やアイドルなどにうといです。。
メンディだけはEXILEの人だったよね??っていうのはわかります。

他の人、正直髪の色でしか判断つきませんでした…。

この映画、Xで何にも考えずに感想をつぶやいているんですが…

#ミンナノウタ はテイストは好きな感じでお母さん最高だった。 この映画作った監督は怪談とかホラーとか好きじゃない人が雰囲気でだけで作ったんだろうなぁ

って割り切ったら、逆にほっこりするくらい、怪異が雑すぎて吹き出しながら見れたよ"

という感想。
これ、調べたら監督は結構は #清水崇 さんでした。
富山県を題材にした 『牛首村』(22)を撮影したので、記憶に新しい…というか、逆に"ああ、納得"って感じもあったけど…

まあ、映画の中で俳優の演技が棒すぎるとか
俳優にフォーカスしてるからしゃーないけど、顔ばっかりアップで下手な少女漫画読んでるみたい
とかそういう感想もあるんですけど、一番気になったところが

映画の序盤にあるシーンで
唯一顔がわかるメンディと、髪の毛が白い男性(Aさんとする)のシーン

Aさんが、机の下を覗き込むようにしてるので
メンディが「どうしたの?」と一緒に覗きこむシーン
Aは覗き込もうとするメンディに「見ない方がいいです!」と言ってるが、見ちゃう

覗き込んだ先には
Bさんと、マネージャーが2人で立ってスマホを触ってる

Aさんと、メンディが机の下から見ると
Bさんとマネージャーの後ろに、特にBさんに寄り添うように女子高生がいるように見える(首から下の体から足元までしか見えない)
それに驚いてメンディが後ろに飛び退いで驚き、それに対してAが
「だから言ったじゃないですか」と言うシーン

ここから読み取れる情報について考える
・スタジオには関係者居ないため、女子高生が居ることでわかりやすく違和感がある
・Bに寄り添っていることで、その俳優に憑いてる霊かと思われる
・Aは幽霊が見えるというキャラ?
・メンディはたまたま見えてしまったが、Aが影響していると思える
・机のラインから下が常世、机の上のラインは現実なの??

現実的に、個別に考える
・Aが霊を見るには、本人なりのルールがあり常に見えているわけではない
・Aは自分が見えているものを少ながらず他の人とも共有したいと思っている
・メンディに見えたことで、Aは確信した。あるいは、内心ほっとした。
・Aは感じるだけ、視えるだけで何もできない

違和感(現実的に幽霊が視える友人からの感想)
・Aが幽霊視える人だからって、その時机の下を挟んで幽霊がみえたからって、机の下か上かのラインだけで幽霊が見えたり、見えなかったりするのはありえないw
・たまたま見えた幽霊が、たまたま覗き込んだメンディにも視えるわけがない
・Aがその女子高生を見たのは多分初めてじゃないため、その場合幽霊は視える人に波長を合わせてる可能性がある。つまり、B狙いではなく、A狙いの可能性が高い。その前提で考えると、見えなかったメンディも見えてしまった上に過剰にリアクションをしてしまったのはよくない。幽霊に目をつけられた可能性がある。

同じシチュエーションで見えたり見えなかったりするとしたら、鏡越しに視えるのは有り。
鏡は常世と近いアイテムなので、特定の姿鏡などに人が映ってみえる。とかはありえると思う。
もちろん、鏡をアイテムとして出すとその映画の中で重要なアイテムになりかねなくなるので一般的にありえないのだけど
俳優をフォーカスしたロジックの無い映画では、有りの演出なのかなーと思った。
幽霊が見えるかもしれない境界性について考えたら、鏡本体じゃなくても鏡のように映り込む物については全てに置いて同じ時間に存在する別次元と見ることもできるので、アリなのかも。と思った。

もう何年か前になるけど、怪談仲間で1日で作ったショート映画の題材も鏡だったので、鏡は面白い。

奇抜なことをしないで、宮藤官九郎さんあたりに本気のホラー映画とか作ってもらえないかなぁと思う怪談好きでした。
現実の怪異って、一瞬のはずなので
一瞬の気の迷いで、人生が狂ったり人生を失ったり、その人の全てが色褪せたりしてると思うので。

映画の降霊みたなテーマで、視える人と見えない人の両方の時間を同時刻で展開する映画とか見てみたいですね。
霊が見える人、感じる人達にしっかりインタビューしてもらってDVD特典に霊能力者に会いに行ったドキュメンタリーとかもつけて欲しい。

でも、映画でいろいろ考えることができるもいいですね!
公式サイトはBGMもあって可愛い感じなので、チェックしてみてください。





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