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要潤は夫の従兄弟だった。 …従兄弟というほど近い続柄ではなかったかもしれない。 とにかくそ…
朝帰りする私。 1度家に帰って着替えて9時までに出勤しなくては。 早足でてくてく歩いていた。…
街で、3,4人で揃いの浴衣を着て歩いているお相撲さんが目に付いた。 もうすぐ大阪場所なのだ…
塾の面談室で、講師と話をしていた。 弟の話になった。 あまり人に話したことはないが、私の弟…
博多に来ていた。 大きな会があり、レストランで家族や知人と大勢で会食をしていたが、個室で…
巨大空港で夫と三男にはぐれてしまった。 私が悪いんだけど。 藤原竜也ファンの集いで飛行機…
半年間に渡って放映されていた「連続テレビ小説」の最終週。 物語の大団円、であるはずなのだが。 主人公の女性は50代になっている。 これまでなんだかんだあって、最終週には映画監督として成功するエンドだと思っていたら、なんと乳ガンを患っていることが発覚。 しかし彼女は受診を拒否。 中盤から副主人公格になり「第二のヒロイン」とも呼ばれていた主人公の腹違いの妹も、同じように乳ガンを患っていることが発覚。 2人で病院に行く。 複雑な構造の病院の最上階まで行くと、そこはガン検診センタ
彼と僕とは学生時代からの長いつきあいだった。 毎年、夏には2人で山に登る。 山に行かない時…
自分は男子高校生だった。 同窓会をすることになって、僕は幹事のひとりだった。 同級生は3…
直ぐに履歴書を出さねばならなくて、私はとても焦っていた。 今って履歴書って、パソコンで作…
テレビのクイズ番組に出ることになった。 クイズなんて全然得意じゃないのにいつのまに予選突…
フランスのどこか。 地下へと続く長い長い隧道を、どんどん歩く。 蒸し暑い。 息苦しい。 や…
高校の卒業式に出ることになった。 えっ、卒業式ってやってなかったっけ? 私たちの学年だけ…
ざんざんと、雪が降る激しい音で目が覚めた。 最初は雪だとは思わなかった。 だって今は真夏だし。 叩きつけるような激しい音を、豪雨かと思った。 でもざんざんと音を立てて降ってくるそれは、雨ではなく個体であるようだった。 ひょう? 降っている間は窓を開けることも出来なかった。 小やみになってから窓を開けると、ベランダに荒いかき氷のような雪が積もっていた。 昨夜、洗濯物を取り込むのを忘れていたので、ベランダに干した洗濯物はぐっしょり濡れて全滅だった。 「おーい、おーい」