期待が膨らんだ日

4月7日。ついに、念願の産婦人科デビュー。産婦人科なんて、自分で働いていた時期ぶりに足を運ぶ。まだ分娩したい病院を決めかねていたので、とりあえず近くのレディースクリニックで診察してもらうことにした。(元助産師だったこともあり分娩場所についてはこだわりたかった)

初回のレディースクリニックだったので夫がついていって良いものなのか分からず、規模もこじんまりしているようなので夫は近くのカフェで待ってもらった。

もちろん初診なので問診票を記入。受付に提出する際に検査薬は使いましたか?と聞かれて陽性だったことを答えて、いざ診察。

医師「胎嚢ありますね〜。子宮内に胎嚢が見えます。妊娠してますね。」

胎嚢とは子宮内膜に受精卵が着床すると作られる、赤ちゃんを包む袋のこと。よかった、ひとまず子宮外妊娠ではなかった。そして妊娠できた、わたしのからだ。

医師「まだ週数が早いから心拍は確認できてませんが、最終月経から予定日を算出しますね。最終月経は今後分娩予約の時に聞かれるとおもうので。いつも生理は遅れ気味ですか?かなり週数早めなのでまだ心拍見えないのだと思います。ひとまず、心拍は2週間すると見えるとおもうのでまた2週間後にいらしてください。」

基本的には胎嚢・胎芽・心拍の3つを確認できた時点で、「妊娠」と診断される。なので母子手帳の交付は心拍を確認出来た時点。この日の段階ではまだ妊娠確定とは言えず、お預けである。

診察が終わってお会計。妊娠は病気ではないので保険が効かない。自費で1万円だった。

その後カフェで待っていた夫と落ち合い、報告。エコーの写真を見せて、「この小さい米つぶみたいな大きさが胎嚢で、赤ちゃんの入ってる袋だよ」と伝えた。「なんか全然実感ないね」とそわそわしながらも喜んでいた。そういうことで、胎児ネームはおこめちゃんとなる。

この時点でまだ食べることに関してのつわりは全くなく、どちらかといえば風邪をひいていたのでその体調不良がだらだらと続いていた。ただ、とにかく異様に眠たい。仕事中もずっと眠たい。それがしんどかったことは覚えている。

実感としては何もなくてただ眠いだけの人。妊娠した実感はあまりない。2週間後の心拍確認ついては次のノートに。

#妊娠  #多嚢胞卵巣