生理が遅れた理由

そうして4月5日。
生理が来なくなって42日目。前回の月経周期は42日で生理が来た。さて今回はどうなのか、と思いそわそわし始めた。

先にも書いたように多嚢胞卵巣で排卵周期が予測しづらく、生理周期はだいたい28-42日と幅広い。間をとると32日くらいの周期だ。だから1週間くらい生理が遅れることも珍しくなく、慣れていた。ひとつ前の生理の時にも42日目で妊娠検査薬を使用したが反応なく、生理が来たくらいだ。

ただ、気になるのは数日前に風邪を引き体調が優れないことくらい。耳鼻科で薬をもらったものの、もしかして、の可能性を考えてそろそろ妊娠検査薬でチェックしようかなと思っていた。

そうすると、夫から「急遽今日の夜から関西出張になったから、帰れなくなった」との連絡が。

夫がいないうちにチェックして、反応なかったら生理を待てばいいし、反応あったら帰ってきてサプライズしよ〜♪くらいなテンションであった。

仕事終わったあとにドラッグストアで2本入りの妊娠検査薬を買い、家で試してみた。

まさかの陽性反応出た。

第一声は「え、まじか」だった。
すごく冷静で、ヨガ教室おやすみしなきゃとか、病院どこにしようとか急に焦って調べ始めた。

自分自身がもっと妊娠を喜ぶものだと思っていたけど、いざ妊娠と分かったらすごく冷静だった。先日多嚢胞卵巣と言われたばかりでタイミングもとりにくいと分かってたから、こんなにすぐに妊娠するとは思わず、驚きのほうが先にきた。だから具体的にどこで産むとか、そういうところまでは考えていなかった。

夫にはどうやって伝えようか考えて、翌日出張から帰ってきたら「明日(土曜)行きたいところがある」とでも言って手紙と検査薬を封筒に入れて渡そうと決めた。

翌日、仕事が終わり夫の帰宅はだいたい21時半くらい。家で上記のように伝えて、封筒を渡した。あとから聞いたら夫は何か美術館とかのチケットだと思ったらしい。

「え、これって、そういうこと、なの…?」

鼻をピクピクさせながら顔じゅうニヤニヤが止まらないらしく、何度も繰り返し検査薬を見ていた。嬉し泣きをするのかと思っていたから、少し違う反応だったけど喜んでくれていることには違いなく逆にわたしが泣きそうになる。

とにかく、陽性反応が出たってことは99.9%は妊娠したということだ。平日はフルタイムで働いているから、土曜診療をやっているレディースクリニックへ足を運ぶことにした。

この時点で4月6日である。
初回の検診についてはまた次回。

#妊娠  #多嚢胞卵巣