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ベランダ菜園おすすめ本と私が食べ物を育てたい理由


花屋さんで桜の枝を買うと
家の中でお花見ができる。

トマトってこんなふうに生やしていいんだ!

たなかやすさんの
『自然の力を借りるから失敗しない 
 ベランダ寄せ植え菜園』

まず、見た目のインパクトである。

色んな家庭菜園の本があるけど
ここまで、多品種を
寄せ植えているのは
みたことがなかった。

自分のベランダもこんな景色になったら
楽しいなと思い、今年はこの本を参考に
やってみることにした。

多品種を同じ鉢に植えて
コンパニオンプランツを活用しまくり
土壌菌に多様性を持たせる
という発想になるほど!と
今まで土の菌とか意識したこと
なかったなぁ。

ミミズコンポストも
この本で知り、やってみたくなったが
あまり手を広げすぎて収拾がつかなくなっても
困るので、今年はまず多品種植えるに
挑戦することにした。
(いつかやってみたい)

今の家の窓からの景色は
お隣のアパートの裏しか見えないのだ。
なら、みたい景色は自分で作っていこう。
それが出来るのが園芸だったり
家庭菜園なのかなと思う。
しかも、食べれたりするし、
理科の実験の食べれる系のやつ
あの延長線上のような気持ちで
ベランダだったりで家庭菜園をやっている。

あまり立派なことは考えていない…

ただ、やっていてよかったなと
思うことはあった。

過去に地震で2、3日停電したことがあった。
当時住んでいたアパートは
水を電気ポンプで汲み上げていたらしく
水も止まってしまった。
その時は買い置きの飲み物がなかった。
(いまは水のストックがないと
落ち着かない人間になってしまった。)
近くに開いている店もなく、
喉が渇いても飲めるものがない。
そんな時にベランダにミニトマトがあった。
不安と焦りでカラカラだった喉に
ミニトマトがすごく美味しくて精神的にも救われた。
その後、水は職場からもらうことができたので、
確保には困らなかったが、運べる量も限られているし
地震で物流も止まり生鮮食品が入ってこない。
店もガソリンスタンドも大行列だった。
いつ電気や物流が回復するかわからず不安だった。
地震で仕事が大大忙しになり、
自分は買い物するにも行列に並ぶ時間はない。
しかし、土に植わっている食べ物は腐らないし
並ぶ必要もなかった。
ベビーリーフやら食べてとりあえず凌いだ。
ほんの少しだけど新鮮な野菜を
食べることができるありがたみが身に染みた。

そして、このご時世である。
北国は海を挟んですぐ異国がある。
3月頃に私の不安感は破裂した。
食糧確保のノウハウを学ばねばと、
勢いのまま市民講座の野菜教室や
市民農園に申し込んだ。
(市民農園の抽選結果はまだきてない…はずれたかな…)
的外れでも、自分の不安感に
折り合いをつけるために
何かをしていたかった。

楽しくやっているので
そんなにシリアスではないけれど
いざってときに役立つことと
思ってやるとやる気もあがる。
趣味は趣味なのだ。

何を、育てようかなと
食べたことない野菜も食べてみたりして。
モロヘイヤとスナップエンドウは
すごく美味しくてやってみたいなと思った。


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