睡眠と私。ナルコレプシーという病のこと ~vol.2 悪化~
親元を離れ初めての一人暮らし。
とりあえず布団とカーテンとCDコンポだけで迎えた最初の夜は、ホームシックで辛くて悲しくてぜんぜん眠れな、、、、くなんかなかった。
いつでもどこでもどんな状況でも目を閉じるや否や眠れるのは、寂しいとき悲しいときにはとりわけ便利だ。
しかし寂しかったのなんて本当に最初だけ。それなりに厳しい親の目と、無駄に校則と規律の厳しい高校生活から解き放たれた私は、連日連夜安酒を重ね、いつの間にかピアスが8個あき、髪にはメッシュが入り、全力で自由を満喫し始めた