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異なる場面の物と物をつなぎながら進めるゲーム「Moncage -箱庭ノ夢-」紹介

みなさん、パズルゲームはお好きでしょうか?

今回はパズルゲームが好きな人にも苦手な人にもおすすめしたい「Moncage -箱庭ノ夢-」というゲームを紹介します。

どんな人におすすめ?

とりあえずゲームで遊ぶなら、
・1周2~3時間程度のゲームで遊びたい人
・インディーゲーム、パズルゲームに興味がある人
・音楽が素敵なゲームで遊びたい人
・深夜に似合うゆったりした雰囲気のゲームで遊びたい人

このゲームを遊びつくすなら、
・ストーリーについて考察をするのが好きな人
・収集要素があるゲームが好きな人
・シークレットエンディングがあるゲームが好きな人

のいずれかに当てはまる人におすすめしたいです。もちろん、以上の項目に当てはまらないという人にも是非プレイしてほしいです。

おすすめする理由

おすすめする理由として、
①ゲーム性
②音楽の良さ
③演出の良さ
この3つについて述べていきたいと思います。

①ゲーム性

 このゲームでは、中央に置かれた立方体のそれぞれの面に異なる景色が広がっています。このゲームは、立方体を見る視点を変えて異なる場面の物と物をつなぎ合わせ、ストーリーを進めていく、というゲームです。操作は立方体の面の移動と場面のズーム、ズームアウトぐらいで、難しいアクションはありません。ご存じかどうかは分かりませんが、GOROGOAのような感じです。
 難易度はやや難しめくらいで、物と物のつなぎ合わせ方に気づくことができればサクサク進められると思います。思いつくのが難しい動作もありますが、もし分からなくてもテキストヒントや動画ヒント(答え)がゲーム内に実装されているので、パズルゲーム苦手なんだよな……という方も安心してプレイできます。

 こちらはNintendoのIndie Worldでの紹介動画です。ゲームシステムについてはこのようになっています。


②音楽の良さ

 ゲーム内で流れているBGMは(表現が合っているのかは分かりませんが)オーケストラ調で、例えるなら深夜に聴くと癒されるような曲です。聴いていて心地良いです。
 個人的に一番好きなのはシークレットエンディングで流れる曲です。雄大な雰囲気の曲で、曲の盛り上がりから曲の終わりまでインスト曲として完成されていて、ゲームの映像と相まって非常に感動的です。曲名は「Unlocked memories」で、youtubeなどで聞くことができますが、是非ゲーム内で映像と共に聞いてほしい1曲です。

③演出の良さ

 ストーリーは、とある家族を戦前から戦後まで描いたものになっています。ゲーム本編では、ゲーム内で描かれるストーリーについては言葉で説明が無く、立方体の面に広がる景色や、収集要素である写真、ゲーム内実績の名前によってストーリーを考察していくようになっています。ストーリーを文章で提示するのではなく、プレイヤーに考察させる演出の仕方がこのゲームの雰囲気に合っていて、非常に良いな……と感じました。
 また、このゲームには実績や収集要素があり、全部集めるためには何周かプレイすることになるのですが、2周目への入り方が天才的で思わず「すげー!!」と声をあげるほどでした。ネタバレにならないようふんわりとした説明になってしまいましたが、ネタバレを踏む前に是非体験していただきたいです。


さいごに:各ストアページのリンク

 Steam、Nintendoストアなどで販売されています。iOS版やAndroid版もあります(そこそこのスペックが必要なので注意)。気になった方は是非プレイしてみてください。
 各ストアのレビューに演出のネタバレが含まれていることがあるので、レビューを読む際はご注意ください。最後まで読んでいただきありがとうございました。