見出し画像

好きなことが自分を生き生きさせる【comprehend物語11 お披露目&初企画ライブ編】

今回は「やっぱり好きなこと、やりたいことが自分を生き生きさせる」についてです。
新バンドを結成しての初企画ライブと合わせて話してみようと思います。

どうも、『自分を生き抜く』をテーマに歌ってます、comprehend「コンプリヘンド」というバンドのvo/gtネモトナオヤです。

バンド結成〜現在に至るまでを書いております。
まだまだ道半ばですが、僕らの挑戦が誰かの背中を押すことができれば嬉しいです。

【あらすじ】

幼なじみと組んだ前身バンドが10年活動して止まった。
本気で活動していたバンドが止まり、生きる目標を失っていた自分は今後の生き方をどうしていこうか迷っていた。

夢だったバンドはあきらめようかと悩んでいた時期に祖母が他界。
その出来事が転機に。

当たり前だけど人はいつか死ぬということ
大往生で満足そうに死んでいった祖母のこと
『どういう生き方だったら満足?』という妻の言葉

これらの出来事が引き金となって、
自分のやりたいことをやり切っって死にたい
夢だったデカいステージに立つバンドをやりたい
という決意を固める。

一緒のベクトルで活動できるメンバーを探し、自分を含めvo/gt、ba、drの3人が揃い活動開始。曲を書き溜め、次なる目標はライブ…!
2度のシークレットライブを経て、2019年4月 にお披露目という形で大々的にライブを仕掛ける。

↓前回の話


▼帰ってきた▼

2019年4月25日。新宿WildSide Tokyoというライブハウスにて、comprehendお披露目&初企画ライブを開催!

バンド結成から1年経っていました。
2度のシークレットライブで準備をし本番へ。

対バン形式という自分たちのバンド以外に4バンド出演してもらうイベント。
前身バンドの時から仲良くしてもらったり、お世話になってる仲間に出演してもらいました。

10年活動した前身バンドが止まったのが2017年1月。ずっとバンドのために生きてたからバンドが止まった時は、大げさかもしれないけれど、

「この先の人生をどうしたらいいか分からない…」そんな状態でした。

「自分の人生をどう終えたいか?」
「やっぱり自分のやりたいこと、バンドをやって悔いなく死にたい」

そう考えるようになって動き出してから2年。

人によっては長いかもしれません。
それでも、僕にとっては

「こんなに早く戻ってこれた。また活動できる…」

そんな感慨深い気持ちで歌っていました。


▼自分の中の変化▼

このライブには元メンバーも誘ってました。
再出発を観にきてほしかったからです。前身バンドが活休してから一度も会ってないメンバーもいました。

元メンバーとは10年以上の付き合い。
生き方や目標がそれぞれ変わってしまったけれど、自分は変わらず進もうとしてるということを伝えたかったからです。

結果的に全員は来ませんでした。

多少残念な気持ちはあったけれど、今はそういうタイミングじゃないのかもな、と思えるようになっていた自分がいたのです。
これには自分自身驚きでした。

「こうしなきゃダメだ」
「元メンバーなんだから来るのが当然だろう」
昔だったらこんな風に思っていたと思います。

そんな頭が固かった前身バンド時代と比べるとだいぶ柔軟に考えられるようになっていた。

これも一度バンドが止まって自分と向き合う時間があったからかなぁと感じます。


▼全身全霊▼

30分のライブですべて出し切る。

もう全力でした。
今思うとかなり荒い演奏だったかと思います。


けれど、
新バンドのお披露目ということ、久しぶりのライブハウスでの演奏、懐かしい顔ぶれなど…。
自分にとってそうなるしかない要素ばかり。 
2年分溜めていたものが溢れ出ていました。

ステージはそんな勢いと熱量の塊。
お客さんも盛り上がってくれていました。


▼ 好きなことは生きさせる▼

「すごい生き生きしてて良いライブだった!」
お客さんからもらった嬉しい言葉の一つ。

悩んで塞ぎ込んでた2年間は生きてる感じがしませんでした。諦めきれてないし、割り切れてない。どこかずっと燻ったままの生活。

またバンドをはじめても同じようなツラい思いをするかもしれない。なら辞めた方が楽かもな…
そんなことを思った時もあります。

今度も同じようにバンドがうまくいかなかったり、止まってしまうことがあるかもしれません。

それでも、
今は踏み出して良かったなと思います。

ツラいことから逃げるより、やりたいことをやらずに生きるほうが苦しいんだなとバンドが止まった2年弱で心底分かりました。


本編のライブも終わったあと、アンコールをもらいます。
そして、最後の曲を演奏する前にある宣言をします…。


今回はここまで。
読んでくださりありがとうございます。
それでは、今日も自分を生きてやりましょう。

➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

▶︎comprehend(コンプリヘンド)◀︎

『誰かのための人生になってないか?』

『自分を生き抜く』を歌うメロディアスなオルタナティブロックバンド。

激しく繊細。
美しく愚直。
エモーショナルなシューゲイザー、ドリームポップを軸としつつ、グルーヴィー。
あらゆる要素を包括した、ジャンルの枠に囚われることのないcomprehendの音楽を構築する。

comprehend
vo/gt 根本直哉 ba/cho 外山タロウ

➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

💿最新シングル『その一言が道になる』


💿2ndアルバム『clarifiology』


💿1stアルバム『axiology』


🛒web shop(限定CD音源、公式グッズなどを販売しております)


▶️comprehend公式YouTubeチャンネル


▶︎comprehend公式ホームページ
https://comprehend-jp.weebly.com/


▶︎ネモトナオヤTwitter
https://mobile.twitter.com/nemotonaoya1227


▶︎ネモトナオヤInstagram
https://www.instagram.com/nemoto_naoya/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?