気持ちだけでは結果に結びつかない。けれど…【comprehend物語12 守れなかった約束とこれから編】
今回は『気持ちだけでは結果には結びつかない。けれど原動力になる気持ちはやっぱり大切なんじゃないか』という話です。
人生で初めて大勢の前で目標を宣言したこと。
その約束が守れなかったこと。
そして、これからどうするのか?
について話してみようと思います。
どうも、『自分を生き抜く』をテーマに歌ってます、comprehend「コンプリヘンド」というバンドのvo/gtネモトナオヤです。
バンド結成〜現在に至るまでを書いております。
まだまだ道半ばですが、僕らの挑戦が誰かの背中を押すことができれば嬉しいです。
▼3年後に武道館▼
「宣言をさせて下さい。このバンドで3年後に武道館を目指します!」
2019年4月25日。
お披露目&初企画ライブのアンコールで宣言をしました。
このバンドが集まった理由の一つ。
デカいステージでライブをしたい。
そのための覚悟の宣言でもありました。
▼なんとなくはなんとなくのまま▼
前身バンドの時に思っていたことがあります。
バンドで食っていきたいと思いつつも、具体的な目標を描けていませんでした。
良い音楽をやっていれば勝手にお客さんはついてくる。そう思っていたから。
誤解を恐れず言うと…
なんとなく売れたらいいとか、
お客さん増えたらいいとか思ってるバンドマンって多いと思います。
正直、自分もそうでした。
▼宣言した理由▼
会場の反応は様々だったと思います。
応援してくれる人もいれば、そうじゃない人もいたかもしれません。
もちろん、売れることやデカいステージでライブすることが全てではないと思います。
けれど、
何のために自分はバンドを始めたんだろう?という原点に立ち返った時、子どもの頃に憧れたものを思い出しました。
(↓新バンド立ち上げ時の話)
自分の心のうちに閉まっていたものを出したい。
今までと同じ活動をしていたら、今までと同じ結果にしかならない。
今までと違う場所に行きたい。
正直、宣言はめちゃくちゃ緊張したし怖かったりもしました。
「何、そんな大それたこと言ってんだよ」
「無理だろう」
みたいな声もあるんじゃないかとビビっていました。もしかしたらそう思った人もいるかもしれません。
でも、周りの反応以上に自分の中にあったものを出したいが強かった。
現状を変えたい。
前と同じ、なんとなくの結果は嫌だ。
自分と同じ目標を進もうとしてるメンバーとなら行ける。
そんな想いから宣言しました。
▼約束は守れなかった▼
結果としては3年で武道館は達成できていません。
宣言から約1年後、コロナがやってきます。
活動が思うようにいかない状態になり、そしてドラムが脱退。
2人体制での活動を始めることになっていきます。
コロナが来ようが来なかろうが、2022年11月現在、僕らは武道館に立てるようなバンドになれていません。
あの日あの場所で宣言を聴いて見守ってくれた方、約束を守れずごめんなさい。
そして、変わらず応援してくれる方や僕らの変化も受け入れてくれる方、ありがとうございます。
▼これからの自分たちの動き▼
達成できなかったから終わりというわけでは決してありませんし、目指していくのは変わりません。
今の自分たちには何が必要なのかを2022年の頭から話し合い、変わらず進むために、動き方を変えることにしました。
大きい会場でライブするために、まずはたくさんの人に知ってもらう必要がある。
コロナ禍になって思うように活動ができなくなったけれど、その反面、SNSやオンラインの力を強く感じました。
自分たちだけでは届けられないところまで届けられるのが、SNSやオンライン。現にTwitterやInstagram、YouTubeで僕らの存在を知ってくれた方もいます。
そこで、知ってもらうために僕たちができる方法と、
オンライン上でたくさん目に触れてもらう機会を作ろうということで、
定期的に曲をリリースすることにしました。
▼今までと違う自分になるために▼
宣言したことは今現在、達成できていないけど
自分の気持ちを大勢の前で言ったことで分かったことがあります。
それは、2019年4月25日に宣言した日から
これまでと違う人生になり始めたこと。
心の中で
『こうなりたい』
『こうしたい』
と思っていることも大事ですが、
誰かの前で
『自分はこうする』
『こうしたい』
と宣言することで周りの人に対して
この人はこういうことをやりたい人なんだ
と認識してもらえます。
その認識は自分に対しても。
今はSNSで発信することも、それに近いものがある気がします。
人前で堂々と宣言するっていうのは、気恥ずかしい気もするし、失敗したらどうしようと思う気持ちもあります。
けれど、自分を鼓舞したり周りや自分に対して
『自分はこういう人間でありたい』
という意思表示ができるということを知れました。
それに、あの日に宣言していなかったら、今までの自分と同じだっただろうなと。
この次の話はコロナ禍になってから、どうやってバンド活動をしていくか?
という流れになっていきます。
今回はここまで。
読んで下さりありがとうございます!
それでは、今日も自分を生きてやりましょう。
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▶︎comprehend(コンプリヘンド)◀︎
『誰かのための人生になってないか?』
『自分を生き抜く』を歌うメロディアスなオルタナティブロックバンド。
激しく繊細。
美しく愚直。
エモーショナルなシューゲイザー、ドリームポップを軸としつつ、グルーヴィー。
あらゆる要素を包括した、ジャンルの枠に囚われることのないcomprehendの音楽を構築する。
comprehend
vo/gt 根本直哉 ba/cho 外山タロウ
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💿最新シングル『その一言が道になる』
💿2ndアルバム『clarifiology』
💿1stアルバム『axiology』
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