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入院雑記①入院の経緯と病院選び


こんにちは。

二つ目の記事で手術と入院という悲しいことを書いています。

根本です。

そんな私の経験から今回から何本かに分けて

喉が怪我する原因と気付き方

手術ってどうするの?何が必要?

お医者さんに聞いた!喉にいいこと悪いこと


こちらを話して行こうと思います。


○入院の経緯


ことの発端は2021年2月。

忙しすぎた。これにつきます。

・演奏会5本(毎週しかも稽古が多かった)

・引っ越し

これは良くなかったわけです。


なぜ引き受けてしまったかというと、

以前にやったことのある楽曲であったから。

私しか日本での初演はいなかったから。

大好きな作品だったから。

このくらいはよく引き受けてるから。

このような理由です。


歌だけなら大丈夫でした。

ここに引っ越しがあったのがよくなかったわけです。

イライラギスギス、手続きも多くストレスが溜まってしまいました。


結果人生初の気管支炎にかかり舞台を降板、咳で喉が傷つき今回の手術に至りました。


○病院選びの大切さ


病院選びは本当に大事です。

今回手術は乃木坂の山王病院さんで行いました。

通っていたところは耳鼻科ではなくボイスセンターという、喉特化型の場所です。

本当にいい先生でした。プロの皆さんは絶対にこちらに通ってください。


私との約束です。




さて、今回手術に至ったのは発見の遅れも絡んでいます。

3月からずっと調子がわるく、もちろん行きつけの耳鼻科や喉の先生の元に伺ったのですが

薬を飲もうが何しようが

全く治らないんだなこれが、、、

ステロイドの吸引も行いましたし沈黙療法も行いました。

(ステロイド吸引〜吸うと炎症を抑えるヤク。朝晩堪能した)

(沈黙療法〜絶対に!!!!声を出さないという誓い!!!!!)



でも治らない。

しかも症状は前になった結節とか歌いすぎと違うんです。


高音がなんかざらつく、痰が絡む


軽微な発声の下手さかなとか気管支炎による筋肉の衰えとか色々考えてしまっていました。花粉症の鼻水とか。



まさかこの時、声帯が傷ついて血管がトグロを巻いているとは思いもしなかった。



困り果てていた私に、花粉症でお世話になっていた耳鼻科の先生が紹介状を作ってくださいました。そここそが

山王病院さんのボイスセンター

すぐに行って精密に見てもらったわけです。

その時の写真が、こちら💁‍♀️

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上が手術前、下が手術後です。




え、やばない?



と初めての診察で顔面蒼白になったことを覚えています。


しかし手術後は綺麗になくなっております。

感激すぎない???



ちなみにこの血管のサイズは0.1ミリ


いや小さすぎない、、、?



改めて声帯の繊細さを思い知りました。

私今までこんなに繊細な器官を使って仕事していたんだ、と恐ろしくも感じました。

○終わりに


ちなみに検査では歌う際の呼気料なども色々計り

コスパの良い発声だと評価いただきました。

発声のせいで傷ついたわけじゃないからよかったです。

いやよくないのですが。


そんなこんなで次回は手術がどんな感じだったか書き綴っていきます。

見ていただけたら幸いです。


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