男性性的目標設定と女性性的目標設定の違い~そもそも女性性が豊かな人は目標を達成することをさほど重要視しないもの~

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。

「男性性的目標設定と女性性的目標設定の違い~そもそも女性性が豊かな人は目標を達成することをさほど重要視しないもの~」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

今日はですね、昨日と似たようなタイトルになっておりますけども、男性性・女性性っていうところでの、「目標設定」についてお話をさせてもらいたいなと思っております。

昨日はね「決め方の違い」でしたけど、今日は「目標設定の違い」というところをちょっとお話をさせていただきたいと思います。

よかったら最後までお付き合いください。

「目標設定」っていうと、皆さんどういうイメージがあるかなと思ってまして。

例えば仕事上の目標であったりとか、それからボディメイクであったりとか、貯金であったり、あるいは今年の目標っていってね、1月に立てられた方も多いんじゃないかなと思うんですけども。

目標っていうと大体どういう形で皆さんはイメージされるでしょうかね。

よくね、例え話でダイエットの話をよくさせてもらうんですけども。

例えば、ダイエットしようかなって皆さんが決意された時に、どういうふうにイメージされるか。

だいたいね、けっこう数値目標が多いんじゃないかなっていう気がするんですよ。

5kg減らしますとか、体脂肪率何パーセントみたいな感じね。ウエスト何cmであったりとかね。

まぁこれは仕事においても、けっこう最近はもう当たり前のようにおそらくどこの企業でもね、半期ごと、もしくは四半期ごとに目標設定・達成度みたいなことをチェックするようなのがあって。

「それが苦手なんです!」ってカウンセリングもけっこうあるんですけども。

だいたい一般的に、目標設定っていうのを考えると、なんらかの数字であったりとか、あと形であったりとかね、目に見える物っていうのは目標にしやすいのかな、設定しやすいのかなっていう感じがするんですね。

皆さんはいかがでしょうか。

例えば、ビジョンとか夢的な話でお話をすると、僕は昔、本を書きたいと思ってた時代があるので、自分の名前の本を出版する・執筆して出版するっていうことを目標にっていうかね、夢のようなもんでしたけど、当時は。掲げてた時期がありました。

これも、「本を出版する」っていうある意味、形になってるところですよね。

で、もちろんその売り上げがどれくらい、何百万とか何千万とかっていうふうな経営者であったりとかね、マネジメントされてる方は、そういった数値目標っていうのを立てられる方、仕事はけっこうそういうの多いんですよね。

例えば、自分のプライベートにおいても、「健康になる」ってちょっと抽象的だなと。

なにをもって健康的になるんだろうって考えた時に、例えば血液検査の結果がね、全部良好であるというのを目標にするとか、具体的にガンマGTP、お酒好きな人はけっこう気にしてますね、その数値をなんとか正常内におさめようみたいなね、っていうのはされる方っていうのも多いかと思うんですが。

実はですね、今お話ししてきた目標の設定の仕方、目に見える形であったりとか、それから数字であったり形であったりですね、っていう目標の設定の仕方ってのは、どっちかって言うと「男性性的な目標設定」っていうふうに言えるんじゃないかなって思っておりまして。

それはちょっとロジカルだったり、目に見える形であったりとか、あるいはいわゆるですね、わかりやすいというかね、達成度もわかりやすいっていう部分が特徴的で、

だから目標を考えるとか目標を設定するっていうと、“数字”とか“結果”っていうのを思い浮かべる方が多いかなっていう気がするんですよね。

ところがですね、今日のブログのネタにちょうどたまたま頂いてて、昨日と連チャンになったんですけども。似てるテーマがね。

「女性性が豊かな人って目標設定って苦手じゃないですか」みたいな疑問を投げかけられまして。

「あ、せやねん」みたいなことになりまして。

それでブログを書いて今日今こうしてお話をさせて頂いてるんですが。

どういうことかっていうと、女性がっていうよりも「女性性が豊かな人は」って言った方が通りがよくなるんですが。

女性性が豊かな方っていうのは、昨日もお話しましたし、ちょいちょい出てくるんですけど、“プロセス主義”という特徴があります。

男性性が強い方は“結果主義”ということになります。

なので、男性性の方が説明しやすいから、わかりやすいので先に説明すると、そうやって数値目標とか目に見える形でのゴールを設定するのっていうのは、ある意味結果に対しての目標設定になるので、“男性性的なアプローチ”になるんですね。

だから男性性が強い方とか豊かな方っていうのは、何の疑問もなしに、5㎏減らそうとか、売り上げこれだけいこう、みたいな感じの目標設定っていうのはしやすいし、

なんならですね、そこに至るまでのプロセスっていうのも、マイルストーンを敷きやすい人というのもけっこういらっしゃるんですね。

ところが女性性が豊かな方っていうのは、“プロセス主義”なので、ゴールとなる、例えばダイエットで言ったら5kg減っていうことも重要なんだけども、そこに至るプロセスっていうのもけっこう重視する。

なんだったら、この結果っていうよりも「プロセスの方が大事だよ」ぐらいのですね、価値観というのを持つのが女性性。

なんでかというと、気分であり感情っていうところがとても大切だからなんですね。

ちょっと話は変わりますけど、例えばですけども「今日はコートを買いに行こう」みたいな目標を設定するわけですね。

で、その時に男性性が強い人っていうのは、例えば百貨店に行った場合、コート売り場に直行するんですよ。

で、コート見て、良いのがあれば買うし、そうじゃなければ違うお店に行って、コートをずっと見ていくっていうことを男性性の強い人っていうのはやると思います。

ところがですね、女性の皆さんは経験あると思うんですけど、コートを買いに行こうと思って百貨店に行きました、と。

一直線に行かないですよね、コート売り場。

色々誘惑物いっぱいありますよね。

で、そうするとね、コートを買いに行こうと思ってちゃんとお金を持って行ったんだけど、結果的にかわいいカバンがあったから、可愛いバッグがあったからそれ買っちゃった、みたいな。

そういう経験ってしませんか?っていうところなんですね。

しかもですね、コートを買いに行ってるのに、なぜかですね、帽子屋さん・カバン屋さん・普通の洋服屋さん入って、「わ~このワンピース可愛い」とか「このニットすごくいい!」とか「あ、これ欲しいけど高い・・・」みたいなことをやってから、コート売り場に行くかもしれないし。

なんだったらそこで満たされちゃったら、コート売り場を一切経由せず帰ってきちゃったりしません?

これがですね、女性性が豊かな人の買い物の仕方ではなくて、目標設定と目標達成に対するプロセスを端的に表した逸話なのかなっていうふうに僕は思ってるんですね。

つまりですね、ダイエットならダイエット、売り上げなら売り上げでもいいんですけども、そのゴールとなる数字、つまり5kg体重が減りましたっていうことも大事です、大事なんだけども、“そこまでに至るプロセス”っていうのがもっと大事で、

で、そこが楽しければ、結果的にですよ、5kg痩せなくても、「全然楽しかったしいいよね」みたいな、「コート買えなかったけど、かわいい鞄手に入ったしいいよね」とか、「いろんなことを含んで楽しかったから今日は満足」みたいな、プロセスの部分で満足度が得られるっていうのがですね、これ女性性豊かな方の特徴なんですよ。

なので、目標設定をするっていっても、男性性・女性性で実は形が全然違ってくる。

例えば「5kg痩せたいです」っていう目標を掲げるっていう事にしても、男性性の豊かな人・女性性の豊かな人で、捉え方・アプローチ・考え方が全然違うっていうことなんですね。

だから例えば、男性性が強い方っていうのは5kg痩せようと思ったらけっこうストイックになります。

でも女性性が豊かな方は「明日からにしようかな」とか「今日これ楽しみにとっておいたケーキがあるから、今日はこれ食べよう」みたいな感じで、けっこうダラダラしやすいんです、結果的に言うとね。

ただ、その修行僧のようにね、「ストイックにやる」っていう事は、多分女性性の豊かな人は苦手だと思います。

気分が動く、感情が揺れ動く、だから一定でね、目標に向かってバーッて突き進むのは難しいんですよ。

やっぱり可愛いワンピースがあったらそっちに惹かれていくしね、このスカートいいなと思ったら試着してみたくなるしね、このブーツええやん、この靴いいやんみたいな感じで、いろいろですね、まぁ気が散るっていう言い方をするとネガティブに聞こえますけど、

楽しみたい・面白がりたい、だから一直線にコート売り場に行ってコートを買って帰ってくるっていうのはつまんないと思うんです。

「結果だけを出すことがつまんない」って考えてしまうのが、女性性が豊かな人の特徴なんですね。

なので、目標設定する時って、こういう点に気をつけないと、自分に合わない設定をして当然ながらうまくいかないので自己嫌悪が強くなる、なんていうトラブルが起きるっていうことを覚えておかれるといいかなと思っております。

ということで、今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。

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