決断力と男性性、女性性の関係

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。

「決断力と男性性、女性性の関係(女性性豊かな人はプロセスが大事で、男性性優位な人は結果を重視するので「決め方」にも違いが出てくるもの)」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日はとてもいい天気の大阪でございますね。

寒くて風も冷たいんですけども、日差しがね、だんだん強くなってきまして。

いよいよあったかくなる日も近いのかなぁなんていうもんですけど。まだ1月ですからね。もうちょっとですね。

ということで皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今日はですね少し難しいかなというテーマについてちょっとお話をしたいなと思います。

「男性性・女性性」っていうのが心理学でよく語られるんですけども。

それと「決め方・物事を決断する」っていうことについての関係性みたいな、そんなお話をさせていただきたいと思いますので。

決断力をつけたいなとか、自分で決められる人になりたいなと思ってる方は是非ともですね、ご覧いただければと思います。

一言で言うとですね、「男性性的な決め方」っていうのはロジカルシンキングっていうのは一番わかりやすいかな。

様々な、いわゆる仮定とか想定をしてですね、効率化であったりとか、利益であったりとか、なんらかのその目的に向かってですね、最大限それを果たせるようなプロセスっていうものを考えて、最終的に「これにする」っていうふうな決め方をします。

なので、思いっきりですね、思考的といいますかね、論理的な物事の決め方が多いんですね。

で、ここにもう一つの要素が絡んでくるんですけども、男性性の一つの要因っていうかね、男性性の特徴って言ってもいいのかな。

その一つにね、“結果主義”っていうのがあるんですね。

それに対して女性性が豊かな人っていうのは“プロセス主義”っていうことで対比させるんですけども。

要は結果主義っていうのは、「結果が出ていれば文句言わねぇよ」っていうね、結果が大事、プロセスよりも結果の方を大事にするっていう意識なんですね。

なので男性性が豊かな人・強い人がですね、モードを決めようとするときは、いわゆる利益とか効率化とかっていうところですね、最大限それが満たされるような方法・結論っていうの選ぶ。

で、選んだ結果ですね、どうなるかっていうことに対して、そこにモチベーションを感じるとかね。

そこに向けて実践していくことに喜びを感じるっていう点があります。まぁ結果重視っていうところですね。

なので、ロジカルシンキング・思考的に結果を重視して物事を決めるっていうのが、男性性が優位な方の決め方なのかなっていうふうに言えると思います。

一方ですね、女性性が豊かな人は、感受性が豊か・感覚派・感情的・直感派みたいな言い方ができるんですけども。

こういう女性性が豊かな方っていうのは、やっぱりそのさっきも話しましたけど、“プロセス思考”ってか、プロセスを重視する。

だから決めるまでのプロセスもけっこう大事なんですね。

だからAかBかっていう選択があった時に、感覚的にAがいいなっていうふうに思ったとしてもですね、それをきちんと自分の中で腑に落とすために、ここに論理的思考を使う人もいれば、感情論でいく人もいるんですけども。

自分の決めるまでのプロセスっていうのも重視した上で、Aがいいっていうふうな選択をされます。

いわゆるですね、男性性・女性性っていうところの違いから、決めるまでに至るプロセスっていうのにも、実は違い・差が出てくるんですね。

で、そうするとですね、この男女っていうか、「男性性・女性性」っていうほうが実はフィットするんですけども。

物事を決めようという時に、男性性が優位な人と女性性が優位な人っていうのが混じってる場合ですね。

そうすると男性性が優位な人っていうのはAかBかの結論に、効率であったり利益であったり様々な目的に合わせて、結果を重視して、その結果を得るためにはAがいいっていうような選択をします。

そして、「もう多分このやり方で間違ってないからAで行こう」みたいな話・決断をするわけですね。

ところが女性性が豊かな方はですね、そこまでのプロセス、「なんでAにしたのか」っていうのもけっこう重視するので、そのAにしようって男性性で決めた方にですね、「なんでAがいいと思いますか?」みたいな話をどうしても聞きたいんです。どうしてAにいったのか。

そこで、効率化とかね、利益最大化っていうふうな説明っていうものはもちろんできるんですけど、やってきたからね。

ところが、さっきの結果重視っていうところがあるので、「もうAに決めたんだからAでいいじゃん」みたいな、つまりそのプロセスっていうものを説明すること自体が、一言で言うとめんどくさいんですね。

しかもですね、考えてロジカル組み立てて行ってAにしたとしてもですね、それがきちっとね、ノートであるとか、説明の過程がね、もう書かれていればそれを見せれば済む話なんですけども。

頭の中で色々考えたりとか、いろんな人に相談しながら色々自分の中で腑に落として考えてきて決めた決断の場合っていうのは、それらを全部説明するのっていうのがめんどくさいので、後付けでいろんな理由をつけていくんですね。

つまり実際に決断に至るまでのプロセスを説明するっていうのではなくて、決断をした上でなぜその決断がいいのかっていうのを改めて考えてその場でしゃべるって言うことが多いんです。

だから、聞くたびにですね、答えが違っていたりとか、「あれ?前となんかニュアンス違いません?」みたいな感じでコロコロコロコロ変わったりっていうことが出てきます。

ただですね、この男性性で決める場合には一つ問題点がありまして、なにかっていうと“感情についての問題点”ですね。

ロジカルに決めていって、Aがいいって言って、Aだろうと。

効率化を目指したら絶対にAに決まってるんだっていうふうに結論出して、Aでいくぞっていう話をしたんですけども。

ただ、感情をそこまである程度どっちかっていうと無視をして考えてるので、気分的にとか、感情的に抵抗に合うこともあるんですね。

なので、男性性が優位な方っていうのはAって決めたあとに、「いやでもやっぱりBか・・・みたいな」、「やっぱり・・・Bにしよう、B!」みたいな感じで結論をひっくり返したりとかっていうことも意外とよくあります。

これね、昔男女の違いって言ってた時にね、“男は決めてからウダウダする。女は決めるまでウダウダする”っていう表現をね、けっこうしてたんですけども。

今は男性性が優位な方は決めてからウダウダして、女性性が豊かな方っていうのは決めるまでウダウダするんだよっていうふうに表現できると思うんですけども。

まぁそんなふうにですね、男性性・女性性っていうところで、決め方っていうので、違いがあると。

そして「男性性で決める」というとこにも実はデメリットがあって、感情が動いてきた時にあとからひっくり返すことがあるんだよっていうのがまず一つです。

じゃあ「女性性で決める」っていうところでの問題点はないのかっていうと、プロセスを重視する、どうやって決めるかっていうプロセスを重視するので、すごい時間がかかるんですね。

で、なかなか決められないんですよ。

言ってみれば、いわゆる女性性が豊かな人、女性ばっかりだったりとかね、男性が入っても女性性的なコミュニケーションをとってる場合ですね、結論になかなか至らず、

盛り上がるんだけどもね、なかなかAかBかどっちをとるかっていうのは決められないんだっていう話もよく聞きます。

時間がかかるって言うことですね。

で、これはですね、決めるっていう行為そのものに対しての、男性性・女性性の意味っていうのがあって。

これはですね、僕が提案している、この本の中とかセミナーで提案してる決める方法っていうのに、“感覚”とか“直感”を使って、AかBかっていうのは自分がどっちが腑に落ちるかなぁなんていうことを探っていって、最終的にAだなと思ったらAにする、って決めるのはいいよっていう話をよくするんですね。

で、その時に実はこの感覚を使うとか感情を使うっていうことについては、これ女性性の話になってくるんですが、最後にAってバシッと決断するって段階では男性性を使うんですね。

つまりですね、物事を決めるっていうことに対して、女性性だけで決める・男性性だけで決めるっていうことについては、そういうやり方もあるんですけども、けっこうデメリットもあるよねと。

ただ、そういう意味ではですね、本当に決め方っていうとこでいえば、女性性・男性性を両方ともうまく使ってですね、そして最後に決めるっていうことなので、結果的に“両方の要素”っていうのが決断力には必要なんじゃないかなっていうのが私の考え方だったりします。

なので、本の中でもそうですし、セミナーも今度やりますけれども、決められるようになりたいと思う時には、女性性だけでもなく男性生だけでもなく、両方の力をバランスよく使っていくことが大事なんですよ。

っていう、ちょっと今日はね、難しいお話になったかもしれませんけどね。

よかったら何度か聞き直していただいて、理解を深めていただければと思います。

ということでありがとうございました。

根本でした。

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