誉〜１１〜

文：ひげのモナリザ

新年度ですね。新生活に入ったひとも、変わらぬ日々を過ごしているひとも、みんなとにかくすごいよ～って、あまりに変わっていってしまう日々のなかで思っています。何かに心うごくことが、物理的な頻度として少なくなりはしたけれど、対して1回の感動は鮮やかさを増しているのかもしれない。受け取るこちらの、ひとつの感動に対する解像度が上がっているような感覚もあったりして。
先日、駅で都築響一さんとばったりお会いしました。もともと大ファンでもあったし、前の仕事でとてもお世話になっていたのですが、もう4～5年は会っていないし、その間に連絡を取っていたわけでもなくて。お久しぶりです、のご挨拶と共に声をかけたら、今度はこちらがびっくりすることになりました。