映画の世界で出会ったinspiring lines #12

文：アヤカウィルソン

猛暑漂う真夏の8月。
皆さんはどうお過ごしですか？

先月は
皆さんにエッセイを
お届けできず
ごめんなさい！！

今月は
名作中の名作のひとつを
お届けしたいと思いますので、
最後まで読んで言ってください。

今まで、毎月心に響く映画をセレクトして、
観終わると波のように
書きたいことが溢れて来て、
数時間でエッセイを完成させられることが
ほとんどだった私。
どんな昔に観た作品も、
つい最近見て響いた作品も
書き出す事が大変ではなかったが
だけど今月は何かが違う。

作品を久々に見返して、
エッセイの文章を書こうと
画面に向き合い始めて1時間以上経ったが、
まだ何も書けていない。
何も出てこないほど
作品が悪かったのかと言ったら
全く違う。むしろその逆。
こうやって言葉を失ってしまうほど
素敵な作品であった。
言葉を失うのであれば
別の作品を紹介すればいいじゃない！
と思うだろうが、
今月はどうしてか、どうしても、
この作品について書きたいと思ってしまう。
その想いだけを胸に
今もなお真っ新な画面の前で
映画への想いを整理している。

今月の映画は
「Good Will Hunting」