コーポレート・トランスフォーメーションの文脈で考えてみると
先日書いた記事で日立製作所の出島1号としてHappinessPlanetが新会社を設立することになったと書いたのだけど、
勝手にこの事象を日立製作所の東原社長の目線で捉えてみると(お話したことがないので確認の術はない)、この新会社設立は、日立製作所にとってのコーポレート・トランスフォーメーションだったのではないだろうか?と。
理由としては、1920年創業以来の働き方ではなくなっていくことがデジタル・トランスフォーメーションしていくことに繋がっていくのだけど、
全社に向けて新たな時代に対応した、新たな取組みとして位置づけていたのではないだろうかという推測。
1.日立製作所初のことでもあり、世の中的に見ても先進的な取組みであることが社内外、特に社内30万人に示せたのではないか。
2.リモートワーク前提の社会、もしくは会社が移行していく上で、日立の技術が新しい生活、New Normalに適応していくことを示せる。
3.技術者から見た時に魅力的に映り、社内のモチベーションは上がり、社外からは働きたい会社に見える。
4.そもそもデジタル・トランスフォーメーションの文脈で、afterコロナの取組みである。
つまりこれは、日立製作所なりのコーポレート・トランスフォーメーションを示した1号案件だったのではないだろうか。
どうなのでしょう?矢野さん
僕たちキュレーションズはこれまで、0を1にすることのプロフェッショナルとして多くのプロジェクトに取り組んできたのだけど、
このwithコロナ、afterコロナの時代において重要なのは、Business Transformation(ビジネス・トランスフォーメーション)することだと思うし、
正に今、僕たちが手掛けている全ての企業さんとのプロジェクトは、ビジネス・トランスフォーメーションばかりで拍車がかかっていると思う。
世の中はデジタル・トランスフォーメーションしなければ!になっているけど、
その前にビジネス・トランスフォーメーションして、
コーポレート・トランスフォーメーションするために、
デジタル・トランスフォーメーションする。
つまり、デジタル・トランスフォーメーションは、実現のための手段である、ということなのですな。
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