制作やったよ〜ん
昨日!無事終了いたしました!
あ、多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科2023年度上演制作実習Ⅰ演劇公演『ここだけの話』の話です。
Twitterで散々リツイートしてたのでご存じの方も多いかと思いますが、劇団ネモノ会の劇団員4人のうち3人が参加している公演でした。
シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を原作に、学生が翻案した7本の短編をオムニバス系式で上演する、といった劇です。
私は、短編のうちの一つのジュリエット役(!)と、制作部チーフを務めました。
いやー。大変だった。
弊学科は、「演劇舞踊コース」という身体表現を学べるコースと、「劇場美術コース」という舞台のスタッフワークを学べるコースに分かれておりまして、さらに3年時になるとそこから「演劇ゼミ」「舞踊ゼミ」と、「舞台美術ゼミ」「照明ゼミ」「衣裳ゼミ」「映像美術ゼミ」と細分化していきます。
今回の上演実習は、「演劇ゼミ」「舞台美術ゼミ」「照明ゼミ」「衣裳ゼミ」の四つのゼミの合同公演、というわけです。
出演はもちろん演劇ゼミのみんな。演出や脚本は演劇ゼミの子が多いものの、他のゼミの子もちょこちょこやりつつ。
スタッフワークは完全にそれぞれのゼミがそれぞれの部分を担当します。
あれ?お気付きですか?
そう。制作と音響、無いんです。ゼミが。
ああ。、なんで…。多摩美ィ…。
てなことで、毎年制作と音響はゼミ関係なくやりたい子がやってる感じらしく。
今年の制作部は全員演劇ゼミの子達で、役者と兼任しておりました。あな辛し。
ちなみに音響は弊劇団員永田(演劇ゼミ)が頑張ってましたよ!音響製作ね。オペレーションは他の演劇ゼミの子が担当してくれました。
あ、あと何故か弊劇団員井上(演劇ゼミ)は舞台監督と役者と作演出を兼任してました、なんだその仕事量、逆になんでできるんだよ。
話を戻します。
私、最初は制作やるつもりじゃなかったんです。前に一度やったことがあって、しんどいのわかっていたので…。てか役者やってるし。
ですが、当初制作部チーフをやる予定だった弊劇団員井上が何故か舞台監督をやることになり、代わりに制作部チーフの座が私に回ってきてしまいました。うっ
という感じでまあ制作部チーフをやっておりまして。
広報や宣伝美術は他の制作部の子に任せて、私は票券管理やスケジュール管理やその他雑務全般をこなしておりました。
と書くとなんかそんなに大変じゃなさそうに見えるでしょ。
なんか細々した仕事が大量にある感じ、地味にこうストレスが積もってく感じ。結構大変でした。
ですが、今回のカンパニーが本当に良いカンパニーで!
みんな前向きで、能動的で、お互いにリスペクトがあって。素敵な人達と演劇ができて本当に本当に幸せだった。
だから制作の仕事もとても楽しかったし、やり甲斐がありました。どうにかしてみんなが頑張っている成果をお客さんに最大限届けたい、その一心でここまでやれたのは、紛れもなくカンパニーメンバーと支えてくれた制作部のメンバーのおかげなのです。
つーことでとりあえず無事終演したわけなんですけれども、地味にちょいちょい仕事が残ってまして。それをこなして、本年度の演劇納めとしたいところです。(と言っていますが本日12/21はネモノ会第3回公演の稽古初めです。えっ)
お疲れ様!みんな!!ありがとう!!
毎回、多摩美での舞台を終えるたびに、この大学に入ってよかったなと心から思います。
私は幸せ者です。ほんとうに。
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