見出し画像

「ゴシック写本の小宇宙」展が最高だった話

国立西洋美術館で「ハプスブルク展」を観た流れで、もうひとつの企画展「内藤コレクション展 ゴシック写本の小宇宙」へ。これが最高だったんですよ…!

印刷技術のなかった中世(13世紀ごろだから700年以上前)、信仰に関する教えを記すために手描きでつくられた写本……の、文字のみならずイラストや紋様の美しさたるや!

この時代の彩飾写本では、絵が文字のなかに寄生するようにして物語や空間をつくりだしたり、欄外の余白へと居場所をもとめながらテクストを注釈したり逸脱したりしてゆきました。(展覧会サイトより)

「逸脱」までしちゃうの、わかる…!
ぜんぶ手描きですよ、信仰のためのテキストに、イラスト描いて飾りつけして色までつけて、どこかコミカルさもあって。教科書に挿絵つけてみたら、結果として読みやすく興味もちやすいアレンジになってるみたいな楽しさ。

超すてき。グッズほしい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?