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ぐちぐち草子~とある熟女の離婚へ至る道すがら42~

■7月17日(水曜日)の愚痴


本日は朝から曇り。

天気予報では、これから雨が降るようなことを伝えていました。

でもお昼には晴れ間が覗いてきて、このまま晴れそう。

風が気持ち良くて、エアコンなしでも大丈夫だし。
歩くには丁度いい気温でした。

でも、夕方4時頃、パラパラと雨が…

あ~
天気予報当たってるわ。

急いで洗濯物を取り込んだのでした。

皆さま、今日も一日お疲れ様でございます!


本日は、昨日歩けなかった分を含め、距離二倍のウォーキング。

公園を歩いていたら、スズメが虫を咥えて落ちてきました。

どうやら、サイズが大きかったらしく、咥え切れなかったみたい。

足元に落ちてきたので、よく見たら、蝉!
羽化したばかりの蝉のようでした。

「アブラゼミ」より小さい「ニイニイゼミ」のようです。

ちょっとスズメさんには、大きすぎたみたい。
カラスなら即お腹の中でしたね。

でもスズメって、蝉食べるんですね。

私のせいでスズメは逃げてしまったけど、蝉は大丈夫かな?

このまま体が渇けば、茶色くなって、空を飛べると思うけど…
地面に落とされたからな…
蟻の餌食にならないといいけど…

頑張れよ。


さて、昨日の ”本当は関わりたくない” 元夫(もう半年過ぎたのに、いまだ清算できず…)は、夜11時15分の帰宅。

あれ?
火曜日なのに遅い。

いつもと違いましたね。

今日は水曜日。普通の帰宅時間の日。
いつもだと木曜日が遅い帰宅。
イコール逢い引きの日と思っていましたが、
昨日は何か臨時で会う必要があったのでしょうか?

それにしても、
帰宅するなら静かに帰ってくればいいのに、帰宅後ガタガタうるさいのよ。

エアコン付いていないとか、暑いとか…

いや、暑いよ。
夏だもん。

部屋に誰もいないのにエアコン付けっぱなしにしておくわけないじゃん。

私の部屋は付けてるけどな。

羽化したばかりだから白っぽいけど、ニイニイゼミみたい。生きてたよ。

■年末の冷戦状態と息子に告白…の思い出


夫が職場復帰を果たしてから、初めて帰宅時間が深夜になった日。

これはもう、
浮気している事を隠すつもりがないのだろう…

と、判断した私…

その日から夫とは一切口を利かなくなりました。

食事の準備はしてました。
でも、時間をずらして顔を合わせないようし、掃除や洗濯は夫が寝ている時間に終わらせました。

平日はお互い仕事ですし、休日はいつも、夫は午前中寝ていますから…


因みに帰宅が遅かった日の翌日。

いつもだったら自分の靴を下駄箱に仕舞わないのに、その日は下駄箱に仕舞ってありました。

帰宅したら鍵が掛かっていたので、こちらが怒っている事が伝わったのかもしれません。

普段は、夫の帰宅時間に合わせて鍵を開けてあるので…


この日の日記には、
翌朝に夫が何かゴニョゴニョと言っていた、とありました。

が、何を言っているのかわからなかったようです。

そもそも怒りで、顔も見たくない状態だったので聞く耳がなかったのです。

そして一切口を利かなくなり、夫もこちらに話しかけなくなりました。

家に居る時は自室に籠り、布団から出てきません。

食事の時だけ、のそのそと起きてきて、食卓に用意してあるものを食べているようでした。


夫の誕生日はクリスマスの後、正月の前。
その時までに弁護士に面談に行こう…と、決めました。


でも、
その前に、

ずっと黙っていた息子に打ち明けました。

私の送別会のあった翌週の金曜日。

冷戦状態一週間目。

夕飯の準備を終わらせ、
その日休みだった息子を呼び「実は…」と話し始めました。

お父さんが浮気していた事。
かなり前からの関係みたい。という事。
証拠のメール。
姉には先に打ち明けていた事。

全て話しました。


息子は心底驚いたようでした。
全くその可能性は考えていなかったようです。
ただ、昔から帰宅時間が遅いことを不信に思っていたようでした。

だからパチンコとか、ギャンブル系だと思っていた…
と、言ってました。

そして、
いつも俺には言ってくれない。
と、ぼやきました。

わたしは、びっくりしました。

そんな事感じていたのか?
と…

肝心な事は相談してくれない…
家族の中で、いつも最後に言われる。

そう感じていたようでした。

全くそんなことはないのです。
むしろ、頼りにしていたのです。

だけど、
一緒に暮らしているから、
嫌な思いをさせたくなかっただけなのです。

父親のことだから。

いくら成人しているとはいえ、自分の父親の浮気を知って、
これまでと同じに暮らすのは「辛い」と思ったから…

だから離婚を要求する決意をするまで、打ち明けなかった。

そう、伝えました。

そして、

先週の帰宅時間が遅かったことで決定的になった。
向こうは浮気を隠すつもりがないようだ。
実はずっと前から、私と別れたいと思っていたのかもしれない。

と、打ち明けました。

息子は
「俺も悪かった…」
と、謝りました。

意味が分かりませんでした。

なんで?

息子は、
「家の事はあまり関心を持たなかったから…」
と、つぶやきました。

確かに、最近は家族で出かける時も
「俺は行かない」
と、断ることが多くなっていました。

でも、それは、当たり前のことです。
もう、成人しているのです。

小さい頃は家族でイベントやキャンプに行ったりしていました。

いつも私の発案で出かける事が多かったのですが、
ちゃんと付き合ってくれてました。

そう伝えると
「いや、関心を持たなかったから…」
と、うつむいて言いました。

いやいや、
反省する人が違うでしょ。

どう考えても、浮気するほうが悪いんです。

大体、つい最近ではないのですよ。
相手の名前は何十年も前から知ってましたから…
男の名前で…

なので、そこはハッキリ言いました。

私達は悪くない。

私達は一生懸命出来る事をやってきた。
今回の入院だって、ちゃんと責任ある対応をしてきた。

病院に愛人を呼んだり、
退院してからも逢い引きしているのは、
私達の夫であり、父である人間のほうだ。

婚姻契約に違反しているのだから、明らかに向こうが悪い。

どんな理由があるにせよ、
騙していい理由にはならない。
嘘をついていい理由にはならない。
大人の対応をしていない。

息子は考え込んでいるようでした。

でも離婚に反対はしませんでした。

ただ、
「俺は今回の件があっても、父であることは変わらないから
 今までと同じ対応をする。」
とだけ、言いました。

それでいいよ。

私も答えました。

Pixabayのwal_172619による画像

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