2023年冬アニメ等感想
アニメの話、するぞ!!!
今期観た作品の中から何か言いたいことがあるものをピックして話します。(他にも観てはいます。が、今回はほとんどに言及しました。)
(作り手の事情は知ったこっちゃない の体で話すので、偉そうな消費者コメントがあるかも。)
下線が引いてあるところはYouTubeやアニメ公式等のリンクになっています。
まだ終わってないアニメは終わったら追記するか来期に回します。
2023年冬アニメ
老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます
ブラコンで順応力が高く芯の強い妹が銃を撃ったりしてがんばるアニメということで、これには天空侵犯2期待ち望みニキのσ(`ε´) オレもニッコリ。(天空侵犯、dアニメにもレンタルで追加されたので、おすすめです。)
転生モノですが、タイトルが目標であって能力とは関係ありません。この目標も主人公の山野光波(ミツハ)の性格から唐突に導入されててすごい。能力は世界間の瞬間移動(戻れていいんだ)と言葉が通じるのみで、あとは自分の努力と現代技術と物知りな兄(故人)との会話の記憶でなんとかしていきます。
状況を把握してまずやることが「傭兵組織と連絡をとって銃のレクチャーを受ける」なの、最高ですね。
とにかく山野光波がぶっ飛んでておもしろいアニメでした。実は18歳で免許も持ってるのおもろい。
opは前田佳織里さんの「光ったコインが示す方」。サビが元気でいいですね。ミツハによく合う曲だと思います。(声優は違うけど。)
ここでクイズです。
こたえは記事の途中で発表します。
スパイ教室(前半クール)
蓋を開けてみれば豪華声優集めすぎ萌え萌えアニメでσ(`ε´) オレにっこり。先生(CV:梅原裕一郎)もイケボすぎて横転。
ねえねえ、みんなはチーム「灯(ともしび)」の誰が好き?
σ(`ε´) オレは……《愚人》のエルナちゃんかな〜〜。
ふつうに《花園》のリリィちゃんもかわいい。
あとは《忘我》のアネットちゃんも気になります。
というかまあまだスポット当たってないキャラも多いし続きに期待ですね。
女の子がにこにこしてるアニメって最高なんですけど、ここで見られるとはね。
一応スパイものとしての駆け引きをちゃんとしてるところもあるんですが、その都度めちゃめちゃ丁寧な解説が入るのでちょっと笑っちゃいます。
萌え萌えに集中できてありがたい。
op冒頭で各キャラの携行品並んでるとこ好き。通常edのサウンド心地いい〜〜。
陰の実力者になりたくて!
1クールかと思ってたらまさかの20話あった。
どのノリで見ればいいかあんまりつかめないまましばらく見ていましたが、オーバーロードよりはいい加減に見ててよさそうな感じでした。主人公の行動原理が「なんかカッコいい雰囲気のことがしたい」ってのをひたすら貫いてるので。
女の子がみんな萌え萌えだし女の子だけ把握しとけばオッケーなので観やすかったです。
2期も決まっとるんかーい!なんだこいつ。
まわりも意外とみんな見ててウケる。
お兄ちゃんはおしまい!
最高のアニメーションでした。
デフォルメ度は高いんだけどすごくフェティッシュな身体の描き込みがあってキモいです(ほめている)。
端々まで丁寧なアニメで、ワンカットワンカット構図が凝ってていいですね。主人公のオタク部屋も落ちてる雑誌やマンガやゲームや壁のポスターやタペストリーとか、とにかくものが多いのがいろんな角度で描かれていて、見ててずっと楽しい。
色づかいも本編中はだいたいペールトーン(合ってる?)というか彩度低めな感じで統一されています。
キャラクターデザインで髪色にインナーカラーで大胆な色をつけちゃうやつ、ヒーラー・ガールやDIYに続いておにまいでも出てきましたね。どんどんやれ。(並んでるタイトルが強すぎる。)
学校の出てくる6話以降、教室で女の子が喋ってるのをちょっと引きのいろんな構図で映すあたりでゆゆ式と同じ成分を感じて、アニメって嬉しいなと思いました。心なしか津田美波さんの声も聞こえる気がするし。(ちなみに監督の藤井慎吾さんはゆゆ式3話のウォータースライダーのシーンを担当していたらしいですね。)
最終話、飲まなかったルートふつうにBADありそうなのがこわいね。(最近OMORIとかやっちゃったので余計にこわい。)
ゆる萌え日常系として見ちゃってるけど、TSF部分で引っかかる人には引っかかるっぽい。
そういえば今期は「あやかしトライアングル」もありましたが、まだ半分以上話数残ってるのでそちらは来期話そうと思います。(英雄王♀も全くTSF感しないけど一応広い括りではそうだね。)
曲もよかったですね。opはやしきんがホームラン打ってたし、ボーカルの声もよくキャラに合ってました。映像も気持ちええ〜〜。edは……令和やぞ!
劇伴もよかった。アニメありがとう。
大雪海のカイナ
今期3Dアニメ強ぇ〜~枠。
男女のやり取りの空気感や主人公の性格とか、同原作者のシドニアと近いような気もします。ぼくは好きです。
あと劇伴がいいですね。単体でというより映像と併せて。
ストーリーは、せっかく軌道樹とか雪海とかの世界観がある割にはこぢんまりしてたなという印象です。国(?)も2つしか出てきてないし。最後もあれでいいんだ……って感じはあるし。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか IV 深章 厄災篇
リソースのない絶望的な状況での戦いを真面目に淡々と描き続けていてよかったです。シリーズで一番おもしろかったと思う。リューさんが命懸けでベル君を逃してもベル君助けに戻っちゃうあたりいつものダンまちではあるんですけど。
opの早見沙織×渡辺翔の「視紅」、いい〜~。早見沙織さんこの頃 TK from凛として時雨 提供曲も歌いこなしていらっしゃったし、こっち方面マジで強いですね。曲の路線が Cö shu Nie に近いし、もういっそ中村未来ともコラボしませんか?
転生王女と天才令嬢の魔法革命
1話がガール・ミーツ・ガールの導入として非常に鮮やかでした。最終話にかけて1話の問題が紐解かれつつユフィの変化が描かれていって、綺麗な物語でほんとに良かったです。
キャラもみんないい〜〜。
opもedも綺麗で最高。ed、最初はサビで「中二病でも恋がしたい」op(修正前)ばりにチカチカする映像だったんですけど、6話から白黒でチカチカさせるのをやめて背景黒統一になって、「やっぱりチカチカナーフされたwww」とか言ってたんですよ。
そしたら10話でさあ。
やってくれますね。6話でのチェンジはさすがにチカチカ修正なんじゃないかとは思うけど、もしかしたら逆手に取って演出入れてきたのかもしれません。(最初から入れるつもりで黒バージョンでやることになったって流れもあり得るけど。)
異世界おじさん
コロナによる中断が多かったですがなんとか終わりましたね……
異世界から帰ってきたおじさんの冒険譚をひたすら映像で観るという斬新な作品でしたがおもしろかったです。
毎回同じようなことをやってる気もしますが、質がいいので楽しめました。(強いお決まりの人間関係の型を作ってそれを繰り返し丁寧に擦っていくのをWORKING!!方式と勝手に呼んでいます。いい意味で。)
中断なかったらさらにもっと話題になってたと思うので、残念。
虚構推理 Season2
1期はおもしろかったけど最後の方鋼人七瀬編が長くてややグダってしまった印象はあったのですが、その反省を踏まえてか2期はサクサクやってた感じがします。
複雑な状況設定も1話でサクッと導入して引き込んでくれるので、しっかり楽しめました。各エピソードもおもしろかったし。
東京リベンジャーズ 聖夜決戦編
Dプラス独占、困る。
タケミっち、「殴られまくったけど逃げずに死なない」以外のことしてない気もします。
ぜんぜん頭使ってないし、サマータイムレンダの慎平ならたぶん数回で解決できてる説あります。
柴大樹の「ハッカ〜イ」の呼び方すき。
ヤンキーの喧嘩、いつまでたってもルールがよくわからないですね。(武器はアリなの?ナシなの?人数差あってもいいの?殺しはダメだけど死ぬほど殴るのはいいの?)
Buddy Daddies
導入にさすがに無理があったやろ。とは思います。海坂ミリちゃんが都合よく動きすぎてるところが大きい。
この路線だと対戦相手がSPY×FAMILYになってくるのも分が悪い。背景設定がスパファ以上に浅いので、現代日本であることと両方男であることぐらいが差別化ポイントになってきます。
と、くどくど言ってますが、見てる間の感触はよかったと思います。でもまあ母親の件とかわりとなあなあで終わってたりもするしなあ……
D4DJ All Mix (第2期)
今期3Dアニメ強え〜~枠2。
1期からコミカルな表現が強かったのですが、手描きも交ぜつつさらにパワーアップしています。1期では手描きの過去回想が逆に浮いちゃってるところもあったんですが、それがなくなってる。
よく知らないキャラも一気にいっぱい出てきてるんですが、ユニットのコンセプト→個性 の順に把握できるのであまり問題なかったです。(ガルパン式と自分の中で勝手に呼んでる。)
内容も、各ユニットが新しいことに挑戦して成長するという真面目なテーマと楽しいわちゃわちゃが共存していてほんとうに最高でした。
3Dだと何気ない会話シーンでもカメラぐるぐる回すとかを取り入れやすそうでいいですね。(知らんけど。)
opとedもバカつよかったです。劇中歌も良いのあったんですが、こういう話だとまず曲が強くないと説得力落ちちゃうのすげえハードル高いよなあとは思いました。
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2
なんかもう相変わらずの内容でありがとうございます。
ところでメイプルは亀のシロップをオトモに連れていて、似た例ではイセスマ(異世界はスマートフォンとともに。)で主人公が亀の珊瑚を従えていますが、他に亀連れてるキャラとかいますかね?
このアニメ、志倉千代丸&純情のアフィリアに全幅の信頼を置きすぎてておもろい。
ed、メイプルってこのスピードで走れるんですかね。
進撃の巨人 The Final Season 完結編(前編)
ただただ良い。物語畳むぞ!って気概が見られて。続きもたのしみです。
↑おすすめのツイート。
「艦これ」いつかあの海で
2022年11月の変なタイミングから始まって、中断を何度か挟みつつなんか8話で終わっちゃった。
1話からちょっと会話がちぐはぐで不安だったんですが……うーん。
戦闘にも文脈が感じられず、何のための戦いで敵はどういう奴なのか(まあ深海棲艦ってそんなもんですが)、どんな駆け引きがあるのか等がわからないからノれませんでした。
これについてはおそらく史実にある程度沿った流れを見せられていたのだとは思うのですが、まあ知らないし、知ってても楽しめたかはあやしいです。
時雨かわいかったけど全体的に暗かったしでなんかまだ2015年版の方がいいとこいっぱいあったと思います。
劇場版は良かったんだけどなあ。
もういっぽん!
くさそう。
どれどれ……
くっっさ!!!
というのは冗談で、真っ直ぐ爽やかな青春スポーツアニメで良かったです。
自分も昔学校の授業で柔道選択だったのもあって、技とかわかっておもしろかった。
試合途中で話数またぐことがわりとあった印象なんですが、組み合いの絵面が長引くとグダりそうだしそういう意図だったのかもしれません。
イジらないで、長瀞さん 2nd Attack
柔道以外も、安定感があってよかったです。いつものやりとりをしつつも進展がありますね。
ところでこれまで長瀞さんの取り巻きに俺得の奴マジでいなかったんですけど、大型新人須ノ宮ちゃんはかなりやれそうですね。
トモちゃんは女の子!
かなり良かったです。出オチで失速するかと思ってたんですが、そんなことはなかった。
高橋李依さんの声がマジですごい。この声のままed歌っちゃうし。
メインのカップルが真っ直ぐでいいのもそうなんですが、取り巻きも強かったです。
こういうメインカップルが既にできてるモノって取り巻きは賑やかしか引き立て要員だったり、いい話やるにも個別エピソードで終わったりするところですが、本作ではキャロルもみすずも踏み込んだエピソードがある上でそれぞれがメインカップルの「親友か恋人か」という関係性の悩みにしっかり絡んでいました。(取り巻きとしての水準も高かったけど。)
それを経ての12話、13話への流れが本当に良かったです。
アルスの巨獣
オリジナルアニメでけっこう期待してたんですが、あんまりノれませんでした。実験体や敵まわりの設定がよくわからないしどうでもよく感じてしまった。
キャラと掛け合いはよかったです。キャラクターみんな二つ名がついてるのもおもしろかった。
結局コイツ何だったんだ……ってのがいっぱい残る中、なんかすごいとこで「完」って終わっちゃいましたね。続編作るつもりなのかな……(あったら見るけど、ここからストーリー面で巻き返せる気はあまりしないです。)
op曲は、マジでかっこいい。今期一番好きでした。バンドの方のMV、躍動してるのかと思いきやみんなずっと座っててワロタ。
NieR:Automata Ver1.1a ※まだ8話
原作をやれ!
と言われた気がしたので原作をやりたいね。
ゼル説ティアキンの前か後ぐらいのタイミングで手を付けたい。
アニメとしてはそこそこ楽しめてます。質はめちゃめちゃ良かったです。
ポストアポカリプス系である(諸説あり?)こと以外ぜんぜんゲーム内容知らなかったんですけど、こんな話だったんだ〜とか9Sさんってこんなに喋るだ〜とか思いました。
ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん
リーゼロッテたも、萌え萌え〜〜 ってみんなで言うアニメ。
にじよん あにめーしょん
BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS
第1部が終わってしばらく空くようなのでここで。
大筒木の目的はまあいいんですが、楔(カーマ)まわりのことやアマドがちょっと都合よすぎなとこあるのを感じます。
楔のことよくわかってないのに無謀な選択を選んだけど楔のおかげでなんとかなるパターンが多い。
舟戸編とかアニオリでやたら長くて微妙だったんですけど、まあボルトが自分の命を簡単に投げ出す性格であるという部分は後に繋がってたと思う。
けっこう要所で戦闘作画がすごくてアガるんですけど、話題にしてる人を見ない……
遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!
今度から新章突入っぽいので一旦話しときます。
前作のSEVENSと似た名前で同じ声優のキャラクターがいろいろ出てきていて、どういう関係なのかな~って思ってたんですが、予想外の位置付けで驚きました。
前作主人公らしき人物が出てきたんですが、作中ずっと「アイツ」って呼ばれててedのクレジットでも「アイツ」なのおもしろすぎる。
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです
あいまいみー、変好き、遊戯王SEVENSのカレー回のコンテ演出等のいまざきいつきの監督作品なので期待していましたが、期待通りの成分が得られました。大胆なパースとかダイナミックなポーズとかいいですよね。
監督名見てトンチキなものを期待してたところありますが、人間不信というテーマにはかなり真面目に向き合っていました。サバイバーズのメンバー間の互いに立ち入らない程よい距離感がいいですね。
ed、なんでバンド組んでるのかとかフェルトのキャラクターとか意味わかんないけど、なんかいいですね。
犬になったら好きな人に拾われた。
エロ・おバカ・犬、3つ揃った最悪の内容だったので、早く全方面から怒られてほしい。
とにかく勢いがあって良かったです。
ed曲も勢いがあって好きです。実写ダッシュバージョンもいい。opは……なんか15人もいてこうなってるの草。
しょうたいむ!2 ~歌のお姉さんだってしたい~
パパラッチの解決、それでよかったのかよ。おい。解決になってなくないか?
娘、起きなさすぎワロタ。海坂ミリといい勝負って言われててワロタ。
齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定
やさしいアニメでした。bilibili産の中華アニメなんですが、中華アニメっぽさがいい味出してます。
edがとてもいい曲。
この間偶然リリースイベントをやってる建物に居合わせてちょっと生歌で聴けちゃいました。(というか知ってたら正規で聴きたかった。)
クイズ(転天、ろうきん8、邪竜認定の共通点)のこたえ
REVENGER
台詞回しがかっこいいですね。ストーリーも1クールでちょうどいいサイズの展開で、虚淵ありがとう。
復讐や阿片密売などをめぐるややダークな話なんですが、ぶっ飛んだキャラクターや設定によって面白いバランスが取れていたと思います。
HIGH CARD
おもしろかったし悪い部分もそんななくて言うことなし!だったんですけど、話題にしたいことがなかった というのが残念ポイントかもしれません。
意外とみんな見てたっぽい。2期も決まってるっぽい。
メガトン級ムサシ シーズン2
なんかいろいろやってたけど共通の敵見つけてサクッとひとまずは畳んじゃいましたね。
安定して倫理が終わっててよかったです。洗脳で戦闘人格を植え付けるのはアウトだけど、恐怖の記憶を改竄するのはセーフらしい。
テラーシュのみなさんシドルの潜入毎度全く防げてなくてガバガバすぎる。
感動的なシーン、全部日野晃博作詞のボーカル曲と歌詞表示で押し切っててすごい。
大和とアーシェム、ちゃんとうどん回など印象的な日常描写があるので回想でそこが使えてていいですね。
英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~
なんかこれにもリーゼロッテって名前の人出てきてます。
「血鉄鎖旅団(けつてっさりょだん)」って言いにくそうだし、陰実のドエム・ケツハット伯爵のせいで最初ふざけた名前なのかと疑っちゃったよね。
不滅のあなたへ Season2
不死身を活かして他作品ではできないような展開やリソース戦が繰り広げられていてよかったです。
マーチ出てきたとこアツかったですね。まだ3期があるんだ。
TRIGUN STAMPEDE
今期3Dアニメ強え〜~枠3にして大本命。
原作がかなり昔ので旧アニメや劇場版もあったようですが、ぜんぜん知らなくて初見で観てました。
クオリティが異常に高くて、ずっと劇場版のようでした。
こういう系って設定とかノリとかいろいろついて行けなくなっていきがちで、実際そういう部分もなくはなかったのですが、それでも見入ってしまうほどに良い映像作品だったと思います。
↓これ見て。
アクションシーンでスローもうまく使いつつ視認性がいいのでかっこよかったです。
手描きの過去編やコミカルなリアクションの部分まで隙がない。
完結編もやるみたいだし、デカい画面で観たいね。
冰剣の魔術師が世界を統べる
ギャグと内容とキャラと構成と、見せ方が大変うまいアニメでした。とにかく楽しかった。
すっげ〜いいopとedを活かしてて、イントロを本編に被せたりアウトロでいろんなキャラがテンポよく次回予告をやったりしてて楽しい。edのサビでなぜか裸ワイシャツ美少女回転寿司が始まるんですけど、前半を本編に被せてる回でもサビからは裸ワイシャツに切り替わるのがめちゃめちゃおもしろいです。裸ワイシャツへのこだわりが強い。かっこよくて絶対にそんな曲じゃないのに。
(というか、これのせいでYouTubeのノンクレジットed検索かからなくなってない?ウケる。)
第1話 世界最強の魔術師である少年は、魔術学院に入学する
op俊龍っぽい俊龍じゃん!
テンプレ盛り盛りだしヒロインみんな落ちるじゃん。
モブのセリフおもしろい。
と、ふむふむと視聴していたのですが……
edかっこいいな〜と思って聴いてたら……
……!?!?!?
次回予告が良すぎて度肝を抜かれました。
ワルブレ(聖剣使いの禁呪詠唱)っぽいものが見られるかなと思って視聴開始したのですが、期待できそう。
第2話 世界最強の魔術師である少年は、演習を開始する
各ヒロインが魅力的でいいですね ^〜^
クラリスちゃんのツインテがすごい角度まで動いてかわいい。
……ヴァケモン一瞬で倒されそうなサブタイ。
今期の他のCV:梅原裕一郎、クールなイケメンキャラが多い(というか出演多っ)のだけど、冰剣では筋肉ですね。
第3話 世界最強の魔術師である少年は、休日を謳歌する
ヴァケモン4分で片付いて、残りでヒロイン計4人とデートしてました。op前に死ななかっただけマシか。
第4話 世界最強の魔術師である少年は、秘めた力を解放する
これにかっこいいop被せるのズルすぎる。
おもしろくなってきましたね。というかここまで冰剣使わずこんな面白かったんだって。
敵もヴァケモンに変身してて、うれしい。(人が急にバケモノに変身して暴れて倒される展開って、最高に美しいから。)
この展開でed入っても裸ワイシャツは映すんだ……
アトリビュートとは、西洋美術において人物が誰なのか特定できるようにするために描き添えられる付属品のことを指す用語らしいです。(三叉のほこを持っていたらポセイドン、ラクダの毛皮を着ていたら洗礼者ヨハネ、等。)
本作の魔術設定にはプログラミングっぽい要素も採り入れられていますが、「アトリビュート」はパソコン用語でも使われていて、おしゃれな言葉選びですね。
第5話 世界最強の魔術師である少年は、戦場で邂逅する
冒頭で説明される冰剣の魔術師の"本質"、今までチラつかせていた設定がカッチリとハマって最強である理由がよくわかりました。気持ちいい〜〜。
冒頭にガチバトルを持ってくることで「戦闘シーンでopを流す」を自然にやっていてお見事。
そして過去編。
内田真礼さんの声がいっぱい聞けてうれしい。師匠もいいキャラしとる。
はじめはトンチキアニメを見るつもりで次回予告を楽しみにしながら視聴していたのに、普通に内容も良くて引き込まれてしまいました。
偏見を向けてきた貴族生徒アリウム君のケアまでされていて、完璧だ〜。
第6話 世界最強の魔術師である少年は、仮面を装着する
アメリアの話に入っていきそうです。
これまで主人公のCVが榎木淳弥で良かったなと思うことあまりなかったのですが、レイ=ホワイトはほんとに合ってるなと思います。
茶で茶を洗う、おもしろすぎる。
第7話 世界最強の魔術師である少女は、魔術学院に潜入する
とにかくやりたい放題やってるのにまとまっていてペースに引き込まれてしまう凄まじい回でした。女装潜入に始まり、ブラッドリィ妹の伏線、シュールな一人点呼ギャグ、師を通して語られる主人公の成長、ヒロインのライバル関係、アリウム君の成長、剣術大会の裏で蠢く陰謀、水着回……全部やりきってます。
アリアーヌさん、バトルはパワー系でいい〜〜。
ちなみにラウド・ヘイラーとは拡声器のことらしいです。
第8話 世界最強の魔術師である少年は、薔薇を鼓舞する
剣術大会の裏で蠢く陰謀……をサクッと片付けつつ、ヒロインの因縁のライバル対決が邪魔されることなく進んでいてえらいですね。
第9話 世界最強の魔術師である少年は、呪縛を解放する
ライバル対決からのヒロインの成長をかっちりやりきってくれました。戦闘シーンの作画がすごいとかではないのだけど、ここまで内容の盛り上げが良くてアツかったです。
絶刀の魔術師も出てきました。前半ずっと殴り合ってたから忘れてたけど、そういえばこれ、魔術"剣技"競技大会(マギクス・シュバリエ)だった。
アメリア編は一段落ついて、今度はレベッカ先輩の話になっていきます。
第10話 世界最強の魔術師である少年は、メイド喫茶を準備する
ツッコミ不在でガンガン物事が進んでいくので楽しくツッコませていただきました。
この世界観でも文化祭でお化け屋敷にメイド喫茶をやっていいんだ。
この世界の貴族の娘ってグレると耳に安全ピンで穴あけてそのまま安全ピンを身につけるんだ。(ファッションとしてはあるみたいですね。)
第11話 世界最強の魔術師である少年は、過去と共鳴する
本編がopのAメロ始まりまで侵食しとる……
……まさかこれが2023年のアニメ流行語大賞に選ばれるとはね。(2023年12月追記)
井戸とか提灯とかチェキとかたい焼きとかにはもうツッコまないぞ。
そして文化祭から流れるように最終回決戦の場所へと行っちゃいますね。
ついにレイの次回予告です。これが最後か……
いい盛り上げ方だと思います。
第12話 世界最強の魔術師である少年は、真理世界を斬り啓く
最終話、ムズくね……?
どうやら原作者が黒幕のミスリードを誘う形で伏線を敷きつつ書き進めていた内容について、起きた出来事が同じになるように再構成した関係でこうなってるっぽい?です。一応アニメを見返した範囲ではピースは揃っていて辻褄は合うようになっていますね。(なので、誰が悪いかといえばツッコミに夢中で見落としてたσ(`ε´) オレが悪いということになります。)
雰囲気的には良かったんですが、いろいろわかりにくい部分があったのでちょっと整理します。
・魔眼の効果って何だったの?クロイツ、アーカーシャって?
(10話以降の発言から推測はできますが、一応WEB版原作第146話の記述を確認しました。)
聖人(クロイツ):魔眼持ちの人のこと。
真理世界(アーカーシャ):世界の記録、また、一部未来の記録の残る場所(?)。
魔眼の効果はこのアーカーシャに接続できることだったようです。が、(ブラッドリィ家で)魔眼を持つ者は普通はいずれオーバーヒートを起こして死んでしまうようです。
このアーカーシャ関連や、レベッカ先輩がレイと共鳴したことについては後のストーリーで展開がされるのかもですね。
・虚構の魔術師リーゼロッテって?
レベッカ先輩の婚約者(エヴァン=ベルンシュタイン)に成り代わってレベッカ先輩にはたらきかけていた、今回の件の黒幕。
"黒幕"というと悪役のようですが、そういうわけではなく、クロイツであるレベッカを前述の死の運命から救うために動いていたようです。また、これは婚約の時点からレベッカの父親のブルーノからも依頼されていたっぽい。
エヴァンとは過去に繋がりがあったようで、アニメ中では明示されていませんが、11話の恋愛小説と関連付けられていることから、「恋人関係であったものの、リーゼロッテの能力が高すぎたためにエヴァンが絶望してしまった(→闇堕ちしてユーゼニクスに入った)」ことが推察されます。
・エヴァン=ベルンシュタインの目的は?
エヴァン本人は脳みそ収集組織のユーゼニクスに入っている、このローブにマスクの人だったようです。
目的自体はリーゼロッテの演じていたエヴァンがやろうとしてるように見えたのと違いはなく「魔眼を手に入れてアーカーシャに接続すること」です。
それはそれで、リーゼロッテとは因縁があったので最終的には復讐しか頭になくなっています。
・レベッカ先輩をオーバーヒートさせたのはなんで?
どうやらレイのクロノスロック(レイのオーバーヒートを抑えるために施している魔術。5話で説明がある。)で魔眼を封印するには一度オーバーヒートさせる必要があったっぽいんですが、その辺の理由となる設定はわかりません……
クロノスロックで抑えたってことはレベッカ先輩も魔術下手になっちゃうのかな?
ということで起きた内容としては、「リーゼロッテ(とブルーノ)のシナリオ通りに、マリアがレベッカの感情を刺激してオーバーヒートを起こさせて、それをレイがクロノスロックで封印した。」ということになっていたようです。
リーゼロッテまわりが直接あまり踏み込まれていないので少しわかりにくかった……
それはそれとして感想ですが、師匠達の活躍場面があって良かったですね。
あからさまなタイトル回収シーンであからさまにタイトルロゴ出てくるの、あからさま過ぎてワロタ。
マギクス・シュバリエってやっぱりマギシュバって略されてたんだ。
2期やれそ〜な感じで終わったけど、期待しちゃっていいんですかね?
映画
グリッドマンユニバース
よかったです。
自分そんなにグリッドマンやダイナゼノンのアニメがめちゃめちゃ刺さってたってわけでもなくて、「会話の空気感がいいよね〜」ぐらいだったので半分惰性で観に行った感じではありましたが、ふつうによかったと思います。
追っかけで観たアニメ等
異世界はスマートフォンとともに。 第1期
なんか神様が「スマホ」と「まほう」を聞き間違えちゃったのかスマホだけじゃなくて魔法が全部使えちゃうので苦戦するシーンが全くなかったです。
デフォルメ絵になるアイキャッチみたいなのが1話の中で多くて6回ぐらい挟まっててすごい(CM入る時のを除いて)。こういうのって場面転換に使える反面多用は避けるべきみたいな風潮も作り手的にはあると思うんですが、割り切って使いまくることでテンポよく進める意図なんでしょうか。たまに移動や内容に関わる出来事をアイキャッチだけで済ませてるところもありました。逆に、ぜんぜん転換じゃないところにまで挟むことでネタに昇華させている側面もあるかもしれません。
すごめの魔法を使うシーンとかで壮大めなBGMが鳴るのですが、たいてい一瞬で問題が解決するので曲が一瞬で止むのがおもしろいです。
3話(将棋回)の冒頭あたりで自由行動を挟んで(ここにはアイキャッチがない)さらっと買ってきていたトレンドマークの白いファー付きコート、魔法耐性がつくという設定がその時語られていたと思うんですけど、その後魔法を被弾するシーンがなかったので設定が活きているのか謎です。
最終話でようやくopにいた謎の人もチラっと出てきて、全ての魔法を使えてもちょっと苦戦しそうな存在についても仄めかされていたので2期が楽しみですね。なんだかんだ苦戦しなさそうな気もしますが。
ファイト・クラブ(映画)
「映画大好きポンポさん」の主人公ジーン君の好きな映画であるってことしか知らないで観たんですが、納得でした。
つべこべ言わずに観ろ系のやつなんで、つべこべ言わずに観るのをオススメします。
おわりに
話したいアニメ多すぎたな。来期の記事はこの5分の1ぐらいでいきたい。
というわけで、以上からおすすめするアニメは、おにまい、冰剣、トモちゃん、転天、D4DJ、TRIGUNです。
制作止まっちゃうアニメが多かったのはちょっと残念でしたね。アニメの盛り上がりにおいて重要な勢いと話題性の部分が止まっちゃうので……
来期、BIRDIE WING後半とプリンセス・プリンシパル劇場版第3章とぐんまちゃん2期とくまクマ熊ベアーぱーんち!と幼女社長Rとこのすばと水星の魔女と鬼滅とPSYCHO-PASS劇場版あるの、とにかくヤバすぎる。楽しみです。
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