見出し画像

実寸と実際

突然だが、イオンのめっちゃでっけーアイスを食べた事があるだろうか?

この、イオンPB商品であるでっけーアイス。添付した写真とその詳細であるURLの商品、この一つの価格がなんと800円なのだ。
ただ、まあでかい。2Lなのだからまあでかい。ということで、いつもは1L500円を購入している。ポイントカードを発行すれば、もっと安価に済むと思うが…まあ、それはそれだ。
問題なのは、家にリットル単位のアイスが置いてあるという事実。これが大切だ。
普段、私はコンビニやスーパーまたはドラッグストアのバラ売りアイスしか購入しない。チョコミントアイスは別だが、それでも100〜300円の安価で最高の逸材のみの購入だ。
そんな日常に、ドカンとあの青い箱が現れたのだから、最初とても罪悪感に見舞われた。

家は、あまり大きな買い物をしない。というより、できない。そのお金が無いからだ。単純な話だ。
ネットスーパーでドカンと購入!なんてまず不可能だ。コスメなんて、少しでも高いと感じるものは避ける。
その代わりに、プチプラや代替品に置き換える。それが、我が家のやり口だ。
当たり前といったらそうだし、「そうしなくとも」と言われたらそうかもしれない。ただ、明確な数字で理由づけ出来ない為、「まあ、そういう事」という事で収めたい。

そう、問題はそうだけど、そこが味噌ではないのだ。
というのも、物事には限度がある。お金もそうだし、人の「器」というのもそういうものだと思う。感情だとか、ストレスだとか。
それらは、食器の様なものだと思う。深く小さい人、大きい人、浅く小さい人、大きい人、沢山のタイプがあって、それが魅力になる。大きいものは丼にしよう、小さいものはサラダにしよう。お皿一つでも、得意不得意があり、それは人間にも言える。
態々、小さい器に大盛りのラーメンを盛るか。深く大きなさらに、小さなデザートを盛るか。それは、様々な観点からそれが正解だと思う。しかし、日常使いではなかなか勇気が出ない使い方だ。もしかすると、違和感を覚える人もいるだろうし、使いづらいと感じる場面もあるだろう。

人もそうなのだと思う。適材適所。一長一短。そういったものが、何事も大切な考え方なのだと思う。
賢く器用な人は、そういった分野に就く。得意な事があれば、そういった分野に。そうでなくとも、満足する場面に出会えれば、それで花丸なのではないか。そう思う。
人は、動物だ。憧れを抱く生き物だ。そして、嫉妬する。そういうものだと思う。私は、それが自然な事であり、それが「当たり前でなくてはならない」というのは言い過ぎかもだが、そう思う。

最近、栄養補給と家事などのやる事リスト=デイリークエストの報酬として、イオンのアイスをいただいてる。
高いし、甘い。とても、とても。しかし、それくらいがちょうどいいのかもしれない。
アイス、といってもカロリーはぼちぼちあるし、糖分だって多い。だから、おやつの時間を我慢する。それを、一日のシメにいただく。良いデイリー報酬ではなかろうか?と思う。
これが、一つの動力源となり、頑張る理由になる。
人によっては、それを「甘え」というかもしれない。しかし、現状これが最高の贅沢なのだ。カレースプーン4杯分のバニラアイスを、お気に入りの小皿に盛り、それを小さなスプーンでゆっくり味わいながらいただく。これがあるから、頑張れる。それで、いいではないか。

人は、頑張れる量がそれぞれ違う。だから、それぞれでメンテナンスをしないといけない。見合った仕事量を計らないといけない。
他人にとっては大袈裟な不可能な事かもしれない。しかし、自分にとっては必要な事なのかもしれない。
それを見極め、それをぼちぼちの度合いで実証していく事が必要なのかもしれない。
出来る事を増やしたいが、まずは自分がどんな器なのか、それを知る時間を送りたいと思いつつ、このアイスを楽しもうと思う。

おやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?