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ハイライトストーリーがリフレインする

私にとってのYoutubeは「日常に欠かせないツール」だ。
朝起きたらライブ中のニュースをつけながら朝の支度と朝食をする。
音楽を聴きながら昼の用意をして、お気に入りのCHをチェックする。
夜は、推しの配信や興味ある動画を見る。その繰り返しだ。
その結果、ミックスリストも最高のものが出来上がり、気がついたら好きな動画を信じられない回数のループをしていた。

今年のYoutubeハイライトストーリーは、とてもシンプルだが驚くものだった。
・よく聴いたアーティストは72組
・今年聞いた曲は、242曲
・よく聞いたアーティストは、キタニタツヤ
・キタニタツヤの「素敵なしゅうまつを!」を37回聴いた
・合計、1749分
そして、それら情報をもとに作られたマイリスも、とても印象的だった。
NEEDY GIRL OVERDOSEのINTERNET  YAMERO…キタニタツヤの素敵なしゅうまつを!…米津玄師のKICK BACK…A4。のねこふんじゃった。…原口沙輔の人マニア…東京ゲゲゲイのカモメが飛んだ日…オーイシマサヨシのユニバース…黒鉄たまのいただきバベル…きただにひろしの僕らのスペクトラ…ゆくえわっとの我が儘賛歌…Porter RobinsonのGoodbye To A World…などなど。
とても、とても印象的な作品が多く、去年から聞いているものもあれば、今年出会い、ずっと大切に聴いている作品もある。
今年も、良い出会いが多かった。

一方で、課題も見えたように思う。
前述の11曲は、特に印象的で曲もMVも大好きな作品だ。それらを「お気に」のマイリストに入れ、何度も聞いている。早い話、ループしやすい。
つまり、新しい作品との出会いが減る原因とも言えるように思えるのだ。
サブカルなどの趣味に、そういった意識的な目標はどうかとは思う。
しかし、私の日常はマンネリ化しやすい。そして、ある日突然、それが強烈なストレスになる。じゃあ、新しい作品発掘をするとなると、それもまた苦痛となる事がある。
そう考えた原因である、持病の精神疾患をうまく付き合うための自己流のリハビリの手段として、意図的に発掘をやってたつもりだったが…まあ、うまくいかないものだ。
とは言うものの、この出会いを大切にしたい。そんな作品と出会えた年であった事を忘れたくない。そんな1年だった。

音楽に限らず、人の心に影響を与える存在は多い。
漫画…小説…絵…アニメ…ドラマ…映画…音楽…ゲーム…食…人…たくさんある。
誰しもが「今年はこう」と振り返る時期だろう。そして「来年は幸多き年でありますように」と思うだろう。
私にとって、作品鑑賞は「幸福や喜び」の出会いであり、それを絶やすことこそ、目標への逃避だと思っている。
それを改めて痛感する年だったのかもしれない。そして、そう実感するという経験ができた、良き年だった。

後日、映画やドラマの振り返りもしようと思うが、いつになるかはわからない。
が、今年はどんなジャンルを多く見たのか気になるため、ぼちぼちNetflixとAmazonプライムの履歴を遡って見ようと思う。
来年はどんな作品に出会うのか、どんな一年になるのか、そして、来年の今日の私はどうなっているのか、このワクワクを忘れないように、大切に、それでいて、大胆にやる事を遠ざけないようにしていこうと思う。

明日は華金。来週の病院の気合い入れも兼ねて、ちょっとリッチに挑もうと思っている。
その前に、お風呂にゆっくり入って、たっぷり寝よう。
おやすみなさい。

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