もっと食うための現代大食技術論番外編第４回「有田鶏の唐揚げ全種類制覇」

　こんばんは。大食いエンジョイ勢のネマタです。

　私はこれまで数々の大食い記事を取り上げてきましたが、いずれも店内限定、しかも食べ放題よりも大食いチャレンジ、デカ盛り系を中心に取り上げてきました。何故なら食べ放題のお店は数が多過ぎるので取り上げているとキリが無いためです。スーパーのお惣菜や加工食品の大食いなら食費や遠征費も浮かせられるじゃないかという話も聞きましたがこれも理由は同じ。デカ盛り、大食いチャレンジで遠征していたのは、実はそれ以外で食べる量を控えるため。大食いブログを始める前と、大食い遠征が一段落して予定が無くなった時期が一番太ったという嘘みたいな本当の事実があります（笑）

　しかし、現在企画進行中の「焼肉警視総監への道」が県内の「焼肉きんぐ」が全店休業中のため一時休止。「ダイヤモンドへの道」を再開して最寄りの「いきなりステーキ」でテイクアウトを頼もうと思うも、フードコートが５月６日まで閉鎖中ということであてが外れてしまいました。

　そんなわけでこれまで封印していた半額お惣菜を漁ることに。本当は寿司とか焼きそばとかが食べたかったのですが、それではただ食べたいものを食べるだけでネタ的に弱い。そこで選んだのが地元有田鶏の唐揚げ。味付けのバリエーションが豊富にあったので、全種類一通り買って食べ比べすることにしました。

　全部で12パック。パックに書いてある100gあたりの栄養成分を見て「1パック100gくらいだから余裕」と勝手に思い込んでしまいましたが、一番重いパックには277gと書かれてあります。半額で安かったせいでガバガバな重量計算ですが、完食が無理そうなら持ち帰って明日以降食べればいいやと思っていました（笑）

①黒手羽先　タレに漬かって黒くなった手羽先。お酒は一切口にしませんが、これでビールを一杯やりたい人の気持ちは何となく分かります。

②ドンドン唐揚げ　ドンドンって何だろうと調べてみたら、お店の名前みたいです。骨付きの唐揚げ。唐揚げグランプリ最高金賞受賞だけあって冷めても美味しい唐揚げですが、この金賞の価値はモンドセレクションの金賞と同じくらいの価値と思われます（笑）

③醤油唐揚げ　一番量が多い277g。量が多いのが後半残ると精神的にキツいので先に食べてしまいます。唐揚げの味付けはやっぱり醤油が王道です。

④ファイヤーチキン　唐辛子で真っ赤になった唐揚げ。激辛注意！と書いてありましたが、味が分からなくなるレベルではなく、あくまで食欲が増進されるレベルの辛さで助かりました。

⑤ありた鶏天　大分名物鶏天。シンプルな塩味で食べやすいですが、味が濃いものを先に片付けたので薄味。そろそろ口のパサつきが気になってきました。そういや飲み物を買ってなかったことに気付いてコンビニで１ℓ烏龍茶を購入。普段食事中に飲み物を飲む習慣がないのです（笑）

⑥チキン南蛮　宮崎名物チキン南蛮。大のタルタルソース党なので１kg以上食べた後でも余裕で美味しくいただけます。

⑦鶏皮（七味）　鶏皮の唐揚げ。チップス感覚で食べられます。１パックあたりの量は控えめですが100gあたりのカロリーは余裕の540kcal超え。ほぼ脂質だから当然ですね（笑）

⑧ゆず塩唐揚げ　唐揚げにレモン不要派の人ですが、ゆず塩は香りが何ともいいですね。

…さて、後は持ち帰って明日以降食べようと思ったのですが、とんでもない勘違いを一つしていました。半額シール付きのお惣菜なので、消費期限は当然当日中。賞味期限ではなく消費期限。私が幼い頃は「賞味期限」ばかりだったので、期限が切れても美味しさが劣るだけで食べても大丈夫と思い込んでましたが、「消費期限」は、期限が切れたら食べちゃダメ。時計を見たら既に夜９時。今日中に消費しないとならないと思うと、重い胃が更に重くなってきました（笑）

⑨カレー棒　よく見たら唐揚げではなく、カレー味のチキンカツ。だったら買わなくてよかったじゃんと思うも後悔先に立たず。しかし味が変わったこともあって案外余裕を持って食べられました。

⑩ありたピリカラチキン　そろそろ胃袋へのダメージが堪えてきました。骨付きということは可食部が少なくて助かったなんてことを考え始めています（笑）

⑪鶏皮（塩）　量が少ない鶏皮を後回しにしたので完食まで残り150g。しかし唐揚げの油でやられているところに鶏皮はキツい。多分何を先に食べててもキツいでしょうけどね（笑）烏龍茶で流し込みながら少しずつ量を減らしていきます。

⑫鶏皮（竜田）　ラストスパート。デカ盛りな唐揚げ定食は何度も食べてきましたが、唐揚げだけで２kg超えはおそらく初めて。何とか消費期限内に食べ終えることは出来ましたが、この記事を書いている今もまだダメージが残っています。毎日美味しいと思えるだけ食べていると、毎日食べ続けてキリが無いので、「当分はもういいや」と思うまで食べる。こうすることでトータルで食べる量が減るという嘘みたいな本当の話。そんなわけで大食いは一時封印。ほとぼりが冷めたらまた始めることにしましょう。それではまた。