真・雀魂日記第11回〜魂天になってもやめま天

雀愉ブログにて麻雀講座「雀魂非公式不完全攻略読本」始めました!

 タイトルは「天鳳公式完全攻略読本」のもじり。次回から1週間に1本ペースで書き進めていく予定です。

 本講座のコンセプトは、「麻雀用語を用いない麻雀講座」。麻雀の記事を書いていて常々思っていたのが、よく使われがちな麻雀用語が、麻雀というゲームの本質を表すうえで何かと不便であること。しかしこれから麻雀用語を再定義して浸透させるのも困難なので、いっそのこと麻雀用語を使わずに麻雀について解説できないかを試みることにしました。

 もう一つのコンセプトは、「麻雀入門者が最速で強くなるための麻雀講座」。昨今は入門、初心者向けの講座も増えました。どの講座も入門、初心者向けの講座としてはよく出来ていると感心させられるものばかりですが、そこから麻雀を覚えた人が、果たしてそれからどの程度強くなれるかと言われると、あまり期待できないのではないかというのが正直な感想です。

 麻雀は将棋のような完全情報ゲーム、あるいは身体能力を要求されるスポーツと異なり、入門から半年かそこいらで大半の打ち手より強くなってしまう人も珍しくありません。麻雀は強さを判定するのが難しいゲームですが、強くなった人の結果、選択を見ても、少なくとも私が「現代麻雀技術論」を書いていた頃よりは明らかに強いと感じさせられます。

 これから麻雀を覚えようとする方から、そのような方が一人でも多く現れ、今後の麻雀界を牽引していく人材になることを願い、単なる入門、初心向けに終わらず、麻雀で勝つために必要な考え方、効率よく強くなるための方法論を押さえた講座にしていきたいですね。第1回でいきなり順位点の話をしているのもそのため。麻雀のルールを一切知らなくても理解可能な内容であるうえに、麻雀で勝つために極めて重要な概念だからです。

 なお、冒頭の「全国7億人の麻雀ファン」はギャグのつもりではなく、全世界の麻雀人口がどの程度なものかと調べてみたら7億という数字が出てきたためです。流石に大袈裟だとは思いますが、ラミー系のゲームも全て麻雀と言い張れば案外そんな数になるのかもしれませんね。

牌譜検討

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 多少手変わりがあって待ちが弱い対門の5800は案外ダマにするのもありかもしれませんね。3シャンテンから5mを切る間抜けが居ることですし(笑) カンチャンを払ってドラ表示牌3m切り。字牌絡みの手役狙いというわけでもないので東家の手は1シャンテンにはなってそうなところ。それなら相当都合良く手が進んでも自分のアガリになることはほぼないとみてダマテンにも警戒して然るべきでした。

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 対門は468pの形から5pを鳴いて打8p。手順からピンズとソーズは門子が完成してそうとなると残るのはマンズ待ち。鳴かれていない牌と合わせると…役牌アンコなら14m待ちもありますが、25m待ちはいかにもありそうです。そうなるとメンピンドラドラテンパイでも2mを押すか怪しいところ。振っても安いというだけなら押してしまいそうですが、2mを止めつつ南切りから回ってタンヤオでアガれることもあります。

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 そんなわけで8pは通っていますがここで南切り。

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 ポン!

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 うまく行ったと内心ドヤ顔でしたが、そもそも対門がテンパイしたら25m待ちになりやすいことは5pをチーされる前から予想できたこと。

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 それなら南が全部枯れているので受け入れロスは2m2枚のみ。前巡北家に9pが鳴かれなかったことから南家以外に安牌になりやすい9pを残してここで2mを先に切るべきでしたね。そうすると36m待ちでテンパイできていましたが、その場合はおそらく流局してアガれずに結果もラスで終わっていたことでしょう。実力ラス回避と思いきや、実力(が足りてないが故の)ラス回避でした(笑) 

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浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。Twitter@nemata1632 1984年佐賀県生まれ。 東京大学文学部中退。 著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編」「天鳳公式完全攻略読本」

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