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がんばれ藍住さん⑨

 先日の個室は私の体調不良のため早期解散。そのため決着が付かず罰ゲームも無し。体調が回復したら自主的に罰ゲーム的なことを実行してくることにしましょう。

 藍住さんは「リャンメン固定」を選ぶべき手牌でリャンメン固定を選べないにも関わらず、「リャンメン固定」を選ぶべきでない手牌でリャンメン固定を選んでしまったりすることがしょっちゅうあります。

 しかし全くの初心者であっても、気紛れでもう少し正答を選べそうなもの。しかも藍住さんは全くの初心者ではなく、ウザク本を始めとする何切る問題を既に解いた経験がある麻雀打ち。こうなると何らかの理由で、実戦では正解を選べなくなってしまっていることが考えられます。

①46688899p345677s ドラ西

②11556p123567778s ドラ西

③4788p1233445678s ドラ4p

 試しに本局の牌譜検討前に、平面何切るとして先述の牌姿から何を切るかを問うてみたところ、打7s、打5p、打4pと返ってきました。③こそドラ4pにつき打7pの方が良さそうですが、リャンメン固定すべきかどうかをちゃんと正しく使い分けられていると言えます。

①6688899p345677s 4p

②11556p12357778s 6s

③4788p123445678s 3s

 平面と実戦の違いは、実戦ではツモった牌を右端においたまま何を切るか選ぶ必要があるということ。①は4pが右端にあるので5p受けに気づけなかった。②は6sが右端にあるので69s受けに気づけなかった。③は3sが右端にあるので1雀頭3メンツのくっつき一向聴であることに気づけなかった。ミスの理由はリャンメン固定すべき手牌かどうかという「判断」ではなく、どのような受け入れがある手牌であるかという「認知」にあったとすれば説明がつきます。

 この問題を解決するためには、ツモった牌を打牌前に手牌に入れて受け入れを確認できればよいのですが、牌を積む麻雀であればルール上グレーゾーン(打牌前にツモ牌を手牌に入れた場合の裁定についても気になるところ)。牌を積まない麻雀ではそもそも不可能と思っていたのですが…

 実は出来るんですね。自動理牌機能をoffにすれば。こうした何気ないことでも、自分一人で打っているだけでは気付けない。教えることこそ最高の学びであることにまたしても気付かされたのでありました。がんばれネマタさん!

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