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真・雀魂日記第42回

三麻世界大会参戦記続き

 三麻世界大会…と言っても世界中の人が参加している(確認が取れただけで23カ国!)というだけで、優勝しても特に権威があるわけでもないのですが存分に楽しませていただきました。三麻は公式大会が開催される気配がないので、草の根でもっと盛り上げていきたいですね。

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 スタンプ挨拶は最高のコミュニケーションツール。宜しければ開局時の一回でもよいので挨拶をお願いします。というところでしょうか。煽りともとれる対局中のスタンプ連打が煩わしいという理由で、オンライン麻雀を嗜みながらも雀魂は敬遠しているユーザーも一定数見受けられます。

 確かに対局に集中したい競技志向の打ち手にとっては、雀魂はいささかカジュアル志向が強いと感じるのももっともだとは思うのですが、言葉も通じない世界中の相手と牌を通して交流を図ることができることの尊さを、もっと多くの麻雀打ちに共有される世界であって欲しいですね。

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 大会形式を「上限30戦、総合得点か連続5戦の最高点上位が決勝進出」としていることにも好感が持てます。

 以前から申している通りですが、「プレイヤーの意思決定の場が事実上なくゲームがつまらないものになってしまう」「敗北が確定したプレイヤーがすぐにゲームをやめることができない」という大会形式の問題点が改善されています。無論完全に解決されるわけではないのですが、一手間加えることで、数多くの参加者の満足度を高める試みをされている有志の方がいらっしゃることに気付けたのは何よりの収穫でした。

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 オーラストップ目なので最速の和了を目指してひとまず北抜きと言いたいところですが、今回は「総合得点で決勝進出の目がほぼ無くなり、前の半荘でラスを引いた26戦目」。すなわち「連続5戦」での決勝進出に賭けるラストチャンス。可能な限り大トップを取りたいので一目散に国士を目指します。

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 雀頭が出来ぬまま一向聴!白を引いて出アガリすれば110000点超のトップ。勝ち抜けの確率が一気に上がります。

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 白ツモではありませんでしたが聴牌。しかし下家のリーチはいかにも58s待ちがありそう。前巡対門の現物8sを残しましたが、対門には2sも大体通るので、下家に狭い待ちで放銃してしまう事態を避けるために2s残しでした。2sが放銃牌になるケースなら、仮に8sを残していたとしても先にアガられて結局国士が成就しないことも多いためです。

 トップを取ればいいだけなら役満聴牌だろうが降りればいいですが、今回は目を瞑って8s勝負…通りました。

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 しかし4sを掴み放銃。西入するかと思いきや5200のままトップ終了。西家は58sの薄さと筋待ちになることを勘案してかシャンポンに受けていました。今回は結果こそ変わりませんでしたが、下家がリャンメンに受けていれば8sが放銃牌。白は3枚とも山だったので致命的なミスになるところでしたね。次戦ラスを引いたのでここでリタイア。伝説をつくることはできませんでした。

 決勝卓の模様はこちらをご覧下さい。

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 四麻の世界大会も開催が決まりました。こうしているうちに段位戦がどんどん疎かになってしまう私が居ますが、私より優秀なプレイヤーは何人でもいらっしゃいますので、私は他の人がやらないやり方で麻雀界隈を盛り上げていければと思います。

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