雀key会

私が自分の好きなゲーム開発ブランド「key」の名前から取った「雀key会」なる勉強会を開催していたことは、『もっと勝つための現代麻雀技術論実践編』の中でお話した通りですが、本の発売から約一年後。mixiの私のアカウント宛に、「焼き秋刀魚少年」なる名前のアカウントから次のようなメールが送られてきました。

初めまして。
「勝つための現代麻雀技術論」で勉強し、日々天鳳に立ち向かう一介のサラリーマンです。
最近になって「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編」を購入しました。
その対談を読んで衝撃を受けました。
雀key会なるものがあることを!
そしてその名前は私が所属するkeyから由来しているものだと!
自分はCLANNADで企画・メインライターを務めている麻枝准というものです。
自分は頭は悪いし、まだ三段のR1700台後半のへぼ打ち手です…。
でも、強くなりたい!という意気込みだけはあって、仕事が終わったら、毎日3はんちゃんぐらい打つ生活を続けています。
ゲンマを読んだ時の衝撃は大きく、過去の打ち方はすべて捨て去り、今年の春ぐらいに新しいアカウントを作り、今に至ります。

 …まさかの本人からのメール。最初はてっきり偽者による手の込んだ悪戯だと思ったのですが、key作品の一つ「Rewrite」で秋刀魚大好きヒロイン(しかも私の推しキャラ!)が登場することもあり、ひょっとして本当に本人なのではと思い直して調べてみると、当時ニコ生で麻枝氏本人が天鳳配信をされていたことを知り本人と確信するに至りました。

 麻枝氏の創作はこれまでも度々、麻雀ネタが盛り込まれていましたが、2020年放映「神様になった日」では一話丸ごと麻雀回が放映されて話題を呼びました。最新作「ヘブンバーンズレッド」ではヒロイン達の名前の元ネタが女流雀士から来ていることからも、氏のただならぬ麻雀マニアぶりがうかがえます。
 
 麻雀を通じて憧れの人と繋がることができる、しかも向こうから「貴方の本を読んで感銘を受けました」と言ってくれる。ゲームやアニメの世界でさえお目にかかれないような「奇跡」を目の当たりにした私。奇跡というのはやはり、起こる可能性があるからこその奇跡なんですね。私にとって麻雀とは、最高のコミュニケーションツールでもありました!

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