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もっと食うための現代大食技術論番外編第3回「そば処満留賀駒場店」

 「苗場」「リトルショップ」の他に、駒場キャンパス時代に先輩に連れられた大盛りのお店と言えばここ。「そば処満留賀(まるか)」。駒場時代はリトルショップの常連になっていた私はそれほど訪問しなかったが、デカ盛りブログを書くようになってから、冷やしメニューに限り大盛り券を2枚買うことで特盛りに出来るという裏技を聞いて再訪。同じ名前のお店が都内に多数あるが、特盛りをやっているのはどうやらこの店だけのようだ。

 画像は冷やしたぬきそばの特盛り。800円+大盛り券100円×2で1000円。当時の携帯で撮影した小さい画像しか無かったので、例によって画像はテラめし倶楽部から引用。デカい丼に麺がみっちり詰まっていて、具材は揚げ玉、きゅうり、ハム、錦糸卵、カニカマ、わかめ、ねぎと実に豊富。これで名前が「五目」でも「かやく」でもなく「たぬき」。この謙虚さが人気の秘訣かもしれない。

 ところで東京で「たぬきそば」と言えば、このお店のように揚げ玉が乗ったそばのことであるが、大阪で「たぬきそば」と言えば油揚げが乗っていて、東京で言うところの「きつねそば」である。東京で言うところの「たぬきそば」は、大阪では「ハイカラそば」。ここまでは良く知られた話であるが、調べてみると地域によっては「はいから」が「きつねうどん」の別称だとか。最早何が何やらであるが、食事は美味くて量が多ければそれでいいのである。

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