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麻雀補完計画⑤「天地人札デザイン」

3項 表記
天が空 地が木 人が1の札を「空木1」 天が日 人が2の牌を「日2」のように表記する

天地人札(地が水)

 天地人札は天が円の色、地が面の色。人が円の数。空日月星=青赤黄緑、木火土金水=緑赤灰黄青、円と面の色がかぶる場合は円の色を灰にして札を区別します。天が円で地が面なのは「天円地方」の宇宙観に基づきます。円の配置は上下を揃えたうえで3×3に納め、「1」と「8」、「2」と「7」、「3」と「6」、「4」と「5」の印の配置がちょうど逆にして、2つ合わせると「9」の配置になるようにしました。

 考え得る限り最もシンプルなデザインですが、麻雀の筒子は「1」は一際円が大きい、「2」は「1」より小さく「3」以降の牌より大きい、「3」は斜め一直線に並んでいる。「4」が「5」の裏返しでない。「6」は上2下4の配置。「7」は斜めの並びの角度が特殊、「8」は縦4列、「9」は3×3というように、どの牌にも他の牌にない特徴があるので数を認識しやすいという特徴があることに気付かされます。天地人札は全て対称形とすることで他の札との差異化を図りましたが、識別のしやすさを考慮した場合は、対称性にあまりこだわらない方がいいのかもしれません。

赤牌であることを識別するための点

 また、色で札を区別すると、色覚によっては判別しづらいという問題点が残ります。このため最近の麻雀牌は赤牌を識別するための点が付いたものも増えましたが、赤以外の特殊牌を採用する場合は更にそれらを色以外で区別出来るようにする必要があります。

赤牌以外の特殊牌の一例
救急車

 奇しくも最近では救急車の色が話題になってますが、そもそも救急車を識別しやすいようにするのであれば車体に大きな字で「救急車」と書けば済むこと。トランプで左上と右下に「♢9」、中央に♢が9つ並べられているように、天地人札も両方併記することにいたしましょう。

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