がんばれ藍住さん25
「御前試合」の開催が今週金曜日に迫っています。藍住さん、または私と同卓を希望される方は奮って御参加下さい。
来月7月からは四麻の牌譜検討配信。私も依頼を受けているので日程が決まり次第ご報告します。
そして7月26日は第2回三麻魂天何切る。今回の回答者は「攻撃型」と「守備型」が三人ずつ選ばれたのだとか。好評につき今後も少しずつ形態を変えて継続していく予定です。こちらも宜しくお願いします。
段位戦配信の1コマ。何を切って何待ちに受けるのがベストでしょうか。
正解は打9索として123458索待ち。2223444(アンコサンドなる名称が付いてたりする)の7枚形(12345待ち)に、567の順子が繋がって8も待ちになる10枚形のパターンでした。上記のリンク先ではW058に該当します。
こうした多門張の待ち選択は難しいものも多いですが、難しさの理由は「待ちを『認知』するのが難しい」ことにあります。逆に言えば待ちを正しく認知できさえすれば最も待ちが広くなるように受けるのが多くのケースで正着になるので、「収支上どの打牌が有利かを『判断』する」ことは難しくありません。
一方、『認知』はさほど難しくないけど『判断』が難しい選択もあります。「魂天何切る」で出題されたような問題がそれに該当します。
前回の魂天何切る。私は出題者と20題中15題一致しましたが、万人向けの麻雀講座で取り扱うには、一致率75%というのは少し厳しいものがあります(例えば私は「ウザク本」シリーズの校正を担当いたしましたが、出版時点の一致率は99%以上。)。
しかしながら、実力者間でも一致率が低い問題を解く意義は薄いかと言われれば、必ずしもそうとは限りません。彼氏の言葉を借りるなら、「正解までの過程を考える習慣を身に付ける」。問題そのものは微差比較でも、実戦では別の要素が加わることで大差が付くことも少なくありません。
人は経験したことのないことを「実行」するのは難しいもの。しかし無数に存在する局面を実戦だけで経験するのは不可能なので、座学を通じて経験を積むことで実行力を上げるのですね。麻雀の選択は「認知」「判断」「実行」。難しいを単に難しいままで終わらせず、難しい要因を分析することで学習効率を高めていきましょう!
今回はここまで。「御前試合」でお待ちしております!
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