忘れえぬReol

なんだこの歌唱力と言葉の力は!心の真ん中に響くリズム。没入感。

紅白歌合戦が終わり、ゆく年くる年も終わり、何気なく見ていたカウントダウンTV。私はそこで忘れえぬ出会いを果たしました。

私の心に響き渡ったのは、Reol(れをる)さんの「第六感」という曲。

彼女の歌声は素晴らしかったです。疾走感の中に、緩急と艶とざらつきがありました。生命力のある声、という感じです。
現代的な音に追従してただロボットのように歌うのではなく、リズムに乗り、音を取り込んで完全に自分のものにしていました。

歌詞も非常に印象に残りました。刹那的な若者の言葉のようでもありますが、情熱や芯の強さ、優しさも同時に感じることができます。

大みそかを過ぎ、寝ぼけ半分だった私ですが、圧巻のライブパフォーマンスに釘づけになりました。なぜこんなすごい人が、明け方の、こんな時間帯に歌っているのか。ただただ驚くばかりでした。

ああ、すごい歌に出会えた。すごい人に出会えた!!
私はそう思いました。

流行歌を追うことに少し疲れ、懐かしさに浸り気味だった私を、輝ける「今」に連れて出してくれたReolさん。ありがとう。


今日は以上です。
お読みくださり、ありがとうございました。