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下剋上球児#2


あらすじ

2016年。
夏の大会が終わるまでの3ヶ月間限定で監督に就任した南雲(鈴木亮平)。新生・越山高校野球部が始動した。南雲と野球部部長の山住(黒木華)は「夏、一勝!」を目標に、選手たちの体力測定を行い選手の特性を知ることから始めた。

山住は南雲に練習試合を組みたいが夏の大会前でどの学校も予定が決まっており、弱小校の越山はなかなか組めない事を伝え、南雲の恩師の賀門が監督を務める強豪、星葉高校野球部と組めないか提案するが、南雲は渋い顔をしてそれっぽい理由を言いまだその時ではないと山住に伝える。

しかし、南雲不在のグラウンドに賀門が現れ、山住に「星葉の1年生主体チームと練習試合をしませんか。」と提案する。その提案を山住から後日聞いた南雲は了承し練習試合が決まる。


練習試合当日。
越山の先発は1年生エース犬塚。
初回を振り逃げでランナー1人を出すが見事抑え無失点の立ち上がり。
相手の星葉も三者凡退で抑え試合は投手戦になるかと思ったが、4回表に犬塚がソロホームランを浴びるとこの回さらに4点を取られ5-0になる。みかねた南雲は犬塚に替えてライトを守っていた根室をマウンドに上げる。根室は球速は遅いがコントロールが良く丁寧なピッチングでこの回を切り抜ける。

試合は6回裏、越山の攻撃。
この回の先頭打者紅岡が死球で出塁。続く野球素人の椿谷に南雲はバントのサインを出すが緊張しすぎて椿谷はサインを忘れてしまい、初球を空振り。それを見た南雲はサイドバントの指示をサインで伝えるが、椿谷は打ちにいく事に決め目をつぶりながらバットを出すとサード前に転がり慌てて一塁に走る。星葉はダブルプレー体制に入り、サードからセカンドにボールが投げられ一塁走者の紅岡がアウトになる。セカンドからファーストにボールが投げられ椿谷もアウトかと思われたが、顔面からのヘッドスライディングによりセーフをもぎ取る。しかし椿谷は顔から出血してしまい観戦に来ていて途中からベンチに入っていた久我原と負傷交代する。

一塁走者、代走久我原。打席には楡。
南雲は久我原に盗塁のサインを出すが楡が無視して初球を打ちに行きファールになる。続く2球目は、空振りしたがその間に久我原が盗塁を成功させる。そして3球目前に南雲は楡に声をかけてサインを出す。楡は理解し、打ちに行くと見せかけてバントエンドランを成功させる。久我原は相手チームがバント処理をして打者をアウトにしている間に三塁を周りホームへ突っ込みスライディングで1点をもぎ取る。

初得点に湧く越山だったが、賀門の指示でキャッチャーからサードにボールが送られ三塁を踏まれアウトのコールがされる。久我原はコーナーを意識しすぎて三塁を踏むのを忘れてしまいそれを見逃さなかった賀門により越山の1点は幻の得点となってしまった。それでも、まだまだ盛り上がる越山高校。

ここから反撃かと思われたが、そんな事もなく終わってみれば18-0で越山の大敗。それでも越山野球部はやる気に満ち溢れた顔をしていた。

南雲は賀門に挨拶をして、賀門は「強くなるぞ、あいつら」と越山を褒め称える。
南雲も自分の想像を越える可能性を越山野球部に感じていたとの同時に浮かない顔をしていた。


星葉との試合が終わり、ある日の夜。
南雲は山住を近くの居酒屋に呼び出した。南雲は山住に野球部の監督を辞める事を伝える。山住はこれから2人で頑張っていきましょうと南雲を説得するが、南雲は突然「野球以前の話です。僕は本物の教師ではありません。」と告げる。山住はどういうことかと聞き返す。南雲は「教員免許を持っていません。」と山住に告げて、大学4年の秋に教員採用試験には受かったが単位が足りなくて卒業できなかった事。しかし、当時妻は妊娠中で仕事を辞めていて家族を養える安定した仕事が欲しくて、この3年間偽造した教員免許で働いていたと告白した。続けて南雲は、強くなりたいと思い始めてる生徒達を自分の代わりに山住が率いてくれるようお願いする。

突然の南雲の告白に困惑する山住。

他に誰が知っているのか質問する山住。南雲は山住だけしか知らないが、同じ大学のOBである賀門がこの事を知るのは時間の問題だと思い打ち明けたと伝える。

南雲は再度、山住に野球部を率いてくれるようお願いする。


バッティングセンターでは、椿谷が打撃の練習をしていた。しかし、なかなか当たらずそれを見ていた不良達からからかわれてしまっていた。その状況に出くわした日沖(弟)がバットを持ち不良たちに襲い掛かる。

日沖(兄)は弟を止めるため急いで家を飛び出す。

日本一の下剋上まで780日。

おわり。


感想

2話も面白かったですね!
「これぞ野球!」というような演出方法がたくさんありましたね!
犬塚が独りよがりなプレーをして自分を見失うが、継投した根室がしっかり抑えるなどしっかり仲間がいるという事を教える南雲の野球は素敵だなと思いました。

そして、久我原の足の速さ。ネルマエもあの速さが欲しいです。(笑)スライディング無しで盗塁を成功させて、バントエンドランからホームに突っ込みセーフになるという超高校級の速さでしたね!結果は三塁踏み忘れでアウトになりましたがなかなか凄いメンバーが野球部に入りましたね。

そして、2018年では主将になる椿谷も頑張っていましたね。顔面ヘッドスライディングはもうしないで欲しいですが…。努力の天才というタイプでしょうか、バッティングセンターで自主練に励んだりして少しでも上達するように頑張っている姿が素敵でした。

根室も、家が大変のなか可能な限り練習に参加しエースを支える控え投手として頑張りたいと想いを口にして、球の出どころが見えにくいフォームによるサイドスローから繰り出される丁寧なピッチング、素晴らしいかったですね!コントロール良すぎて尊敬します。

結果的に大敗しましたが、希望がある試合内容でしたね!

そんな希望が出てきたまま今週は終わるのかと思ったら、最後の最後に南雲から衝撃の告白が飛び出しビックリしました。
まさか、教員免許を偽造していたとは…。来週以降の展開が気になります。

そして、日沖(弟)はいつ正捕手として野球部に入るのかも気になります。問題行動が起きそうな場面で今週は終わりましたが、選手としては犬塚の本気の球を唯一捕球できる優秀なキャッチャーらしいのですがその姿を早くみたいですね!!

早く来週がしてほしいです!👍

では、また次回の配信で!

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