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片想い

 君からの反応を待っている。僕はじれったくて待ち遠しくなってしまう。君がじらしているわけではないことはわかっている。それでも。

 こんな夜の隙間に君のことを考える。君は僕の仕種に、どんなことを思うだろう? そんなことを考える。

 いつだって君に夢中だよ。いつだって。

 早く君からの返信がくるといい。そんな想いを胸に僕はじんまりとこの窮屈な部屋に座っている。退屈を感じることもある。それでもいつかはそれも終わる。それはたしかなことだ。

 妙なトラウマが飛び出すこともある。ぐっと堪える。

 家族のことを考えたりもする。なんでこんな風になっちゃったかなあ?

 君からの反応を待っている。いつの日も。早く連絡、こないかな。

(2024.4.26)

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