いろいろ10年⑧|生きている

なんでもう5月半ばなんだ…

3月頭から完全に家から仕事して、外出は人気が少ないところへの散歩と食べ物の買い物だけいう生活が始まって、2か月以上経ちました。2か月と10日ぐらいかな(私の仕事場は早めに自宅待機にしたので、NYのpause/ロックダウンより長いです)NYの今はどうなのかと、この2か月どんな感じだったかをぐだぐだと残しておきたいと思う。

NYのコロナウイルス事情としては、毎日陽性ケースも死者数も右上がりだった日々に比べて、4月後半から連日右下がりとなってきて、マスクやトイレットペーパー、牛乳や小麦粉などの物流もかなり回復しつつあります。まだ少なめ…という感じですが。

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(ソースは画像にリンクしてあります)

NY州では4月上旬か中頃?からマスクをつけることが必須になり、マスクをつけていないとお店や建物には入れませんよという風になっているので外出時はみんなマスクをつけてます。うちのアパートもマスクしてないと入れさせませんよとなってます。ただマスクでなくてもバンダナなど、顔をカバーしてるものがあればいいですよという感じです。

Pause/ロックダウンは伸びて伸びて、5月28日までと今のところなってますがまあ、またのびるんやろうなと思ってます。工事系の方々などは少し前からお仕事再開してるようで、そうやって徐々にちゃんと規定にそって安全を確保しているというのを確認され次第ロックダウンは解除していきますよ、という感じです。私の周りを見た感じですが、みんな伸びるのはわかってた+中途半端なことはせんでくれるならいいという方が多い印象です。ほかの州が数字が右上がりなのにロックダウン解除をしてるところがあるので、余計にそれだけは勘弁してくれ…という…

検査ですが、NY州は毎日4万件程度検査を実施してるそうですが、8万から9万件に増やそうとしてるそうな(ソース) 薬局やグローサリー、urgent careで受けられるようになってきたそうで、私の家の近くでも「ここでできますよ!ただ前もって連絡してくださいね!」というのをちらほら見かけます。これだけ検査してても、軽症や若い方などは
「あからさまに陽性!でも余裕ないから検査しないけど、陽性だと思ってこの薬飲んで指示に従ってください~!」といわれる方が数週間前までかなりいたので(私の周りはそうでした)そういう方々もちゃんと検査してはっきりさせようとしてるという感じです。
まだ医療関係は圧迫されて余裕があるわけではなく、私もパートナーさんも症状もなく元気にしてるので、今すぐ検査を受けるつもりはありませんが、私も仕事場にいくのが再開されたら、仕事に行く前に検査と抗体検査はしてね~といわれるんだろうなという雰囲気です。

あ、例の給付金はなんの手続きもなく、給付開始数日後にさくっと口座に振り込まれてました。もちろん私(永住権あり/国籍:日本)の分も。永住権が出たの今年の2月やし、その前もがっちり税金払ってるんで出て当たり前なんですが。確定申告ベースで手続きなしだったのは本当にありがたいです。

私のエリアしか知らないんで、他のNYのエリアやシティの中のことは言えないんですけど、ピリピリした空気は結構なくなりました。もともと誰かが怒鳴ってるとか見たことはないんですが、2,3週間前までは買い物行ってもみんなが静かにぴりっぴりしてて、お互いを見張ってるみたいな感じがあった。
前回の記事でアジア人差別のことを書いたけど、私をじろじろ見るという人は2か月前よりはかなり減ったと思う(一人で外出れるかといえば、きっと大丈夫だろうなとおもうんですけど、不安になるから試してない)
今はみんなマスクの事や、6ftのルールなどは守りつつ、穏やかに過ごしてる感じ。コロナの前まで普通だったエレベーターでの知らん人とのなにげない会話も戻ってきたと思う。マスクしてても相手が微笑んでるのがわかる。お店のレジ打ちの方ともtake careって会話を終わらせるのが普通になった。

2か月かかってやっとここまできた。ここまで多くの人が様々なレベルで頑張ってきたからこその結果なので、それを絶対に無駄にしないためにも、データや事実、状況に基づいてロックダウン解除は慎重にとするNY州の動きを支持したいと思う。

そんなこんなの今までの2か月ちょい、個人的な感想ですが

しんどかった。まだおわってないんで、過去形じゃないんじゃですけど。毎日みるニュースがしんどかった。人とすれ違うたびに刺されそうで怖かった。いまは一時期ほどのしんどさは感じません。右にしかあがらない数字をみてた頃に比べたら、気持ちは結構違います。やっとやっとやっと希望が見えている、とここ数日感じます。だからこそ、頼むからみんなもうコロナおわったぞ~~~🤗って行動はまだしないでくれって気持ちでいっぱいなわけですが…

しんどいながらいろんなことを考える2か月だったと思う。

この2か月、自分の死やパートナーの死があまりにも現実的で、万が一お互いがそうなったらそういう話もパートナーとしてました。お葬式のこととか。大丈夫だよって思っても、心のどこかでは不安で不安でもやもやしてます。絶対に私より先に死ぬな!!!!!!よ!!!!私になにがあっても君は絶対にハッピーになるんだぞ!!!と横でスピスピ寝てるパートナーくんを見ながら何度も思いました。

パートナーくんとのささやかな散歩の時間がとても嬉しくて。この時間をよくわからないものに奪われてなるものかよって何度も思った。
同時に行動できることは今しようって思うようになった。

パートナーくんとずっとわんこを家族に迎えたいねと話していて、でもNYは極寒(冬-30度)だしよ…アパートのペット代安くないしよ…とかのびのびだったのが今回、どっちも一緒に乗り越えて生き残ってわんこを家族に迎えようよと、話しまして。とんでもねーフラグじゃねーか!!!なんですけど、ほしいほしい言ってても行動しないと行動しないまま死んじゃうなって思って。大げさでもなく、本当に。当初NYでも一番やばかったエリア住みなんで…(現在はかなり数が減ってきています)
今は自由に散歩いき放題でもないし、万が一イッヌの身に何かあっても動物病院つれていけるかわからないし、責任もって安全に健康に育てられる環境になるまでまとうねと、いま、色々調べものをたくさんしつつ、まってます。待ちすぎて最近イッヌがもう家族にいるような会話があります。私たちの精神が大丈夫かは正直わからない…
とにかくイッヌを家族にむかえてイッヌもパートナーくんも、より一層幸せにするまで私は死ねない、と思ったら元気でてきた。

そして趣味の話なんですが、仕事がしんどかった時はしんどすぎて絵を描く気力なく、ブラック抜けて今の仕事がたのしくなっても、家で仕事することが多く、仕事終わってもこの椅子すわりたくねえ!とここ数年、本当に絵を全然描いてなくて、描きたいな描きたいなあと思うだけでした。
それが数週間前に、12年追いかけた大好きな作品がとうとう終わり(クローンウォーズ見てください)(ダイマ)、絵を!!!描かなくちゃいけねえな!!!というか描きたいな!!!(感情大爆発)となりました。それから楽しく描いてます。本当に長い間忘れていた、絵を描く楽しみや喜びを思い出せた。私は…オタクで本当に良かったよ…長年描いてなさすぎて、ぼろぼろでも、楽しいなっておもいながら、自分ではよくかけたなって思えることがうれしいです。

なんとなくの希望じゃなくて、実際にあれしょうこうしようと計画する喜びや楽しみや喜びに思うことがあるって大切なんだなあと思った。最近は良く寝て、食べて、リングフィットして、元気にしています。
ふっとしんどさが戻ってくる日はもちろんあって、ほかにも仕事とか私にできるサポートとか将来とか、いろいろ考えることはあって、もやもやすることが本当にたくさんあるんですけど、もやもやするときは思い切り、もやもやして、ベッドでごろごろしてます。無理に元気にはなれない。
元気な時に、いまなんかを楽しいと感じられているということがうれしいなと思います。

ほんとうにぐだぐだ文章ですが、いまこうやって生きてます。




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