マジ歌選手権と元ネタの重要性

マジ歌リアルタイムで観ました。もちろん面白かったので内容について言及はしません。

今回は特に、元ネタがわかっていた方が面白い仕組みになっているのが多かった気がします。

個人的にヒム子のビリーアイリッシュなんて「Bad Guy」ばっかり最近聴いていたのですごく面白く感じました。

だいたい曲の元ネタはわかったんですが、ハライチ岩井のマジ歌だけわかりませんでした。ミセスグリーンアップルのやつらしいですね。去年のポルカドットスティングレイなんてどストライクで、より面白かったんですが。知らなかった自分が悔しいです。内容で笑わせていたので気にならないぐらい面白かったですけど。

そんな時ふと思ったのが「マジ歌を完全に楽しめている人なんてほとんどいないんじゃないか」という点です。

自分はミセスだけじゃなくて、角田バンドに出てきた声優さんのすごさとか、寅さんの当時の空気感とかも正直わかりませんでした。

例えばおじさん世代なら最近の曲のオマージュについて行けなかったりするし、逆に中高生は、およげたいやきくんとか、ファンモンのああいうノリが分からなかったりするかもしれません。

万人受けするものじゃなく「わかる人にだけ伝わればいい」笑いは面白いので、マジ歌にもこのままの姿勢でいて欲しいんですが、となると大事なのは受け手側のリテラシーじゃないでしょうか。

少なくとも自分は、わからない点で「悔しい〜もっと知識付けたい〜」と思いました。エンタメを楽しむためにはエンタメを知っていないと駄目なんですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?