みんなで「やらなきゃね」なんていってるうちは本気じゃない

不思議なもんで仕事というのは、「こういうこと必要だよね!」「うんうん!」「みんなでやらないとね!」「うんうん!」といっている連中ほど動いていない。つまり言ってるわりに本気じゃない。

本気な時って、みんなと…ではなく、ひとりでも動いていたりするもの。そんな人間を小鳥が馬鹿にしているお話があるのでご紹介。

“春先になって、ひばりが麦畑に巣をつくりました。
初夏のある日のこと、大勢の村人たちが麦畑にやってきて話をしていました。

「そろそろ、みんなで麦を刈らなきゃいかんなあ」
これを耳にしたひばりの子供が言いました。
「お母さん、麦刈りが始まるから、引っ越しをしようよ」
しかし、ひばりのお母さんは平然と言いました。
「まだ、大丈夫よ」

数日たってから、三人の村人が麦畑にやってきてまた話をしていました。
「ぼちぼち、麦を刈らなきゃいかんなあ」
これを耳にしたひばりの子供はこう叫びました。
「お母さん、もうだめだよ!麦刈りが始まってしまうよ」
しかし、ひばりのお母さんは変わらずに言いました。
「まだ、大丈夫よ」

さらに数日後、今度は村人が一人でやってきてつぶやきました。
「じゃあ、ぼちぼちやるか」
ここで初めて、ひばりのお母さんは子供に言いました。
「さあ、逃げましょう」“


最近本気でやってますか?

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