工作キットを組み立て遊んでみた
みなさんは中国製工作キットのイメージをどのようにお持ちだろうか。
・パーツの凹凸があわない
・パーツが足りない
・バリや不良品が多い
・ディティールが大雑把
などというマイナスイメージが多いかもしれない。
が、それは大昔のこと。
今では、驚く程の精密さとディティールの美しさに溢れている。
実際に工作キットを組み立てフィギュアで遊んでみた。
1.mini LOCATION FIGURE SET-Ⅳ
日本語の説明書が付属し透明アクリル板で飾れるタイプだ。
照明も付き雰囲気が楽しめる。
では、画像だけで工程を追ってみよう。
付属のボンドは使わずに100円ショップで販売されている「セメダイン 木工用 速乾」を使用した。
部屋の床と壁の工作には付属の紙シールを貼るのだが、100円ショップで販売されているリメイク壁紙と木目シートを使用し、カスタムした。
窓枠や家具の組立だが、ジップ袋で管理したものを取り出し1つずつ組立て完成させてゆくと、パーツ選びで迷わず効率が良い。
水平に接着したり垂直に接着したい時、蒲鉾板を活用すると便利だ。
付属の布やレース類は箱の中でぐしゃぐしゃになっていることが多いため、しわくちゃになっていたら惜しまずにアイロンがけし綺麗にする。
説明書ではボンドで接着と記載があっても両面テープで貼り合わせると便利だ。貼る位置を訂正したい時などに有効。
最後に細々したアイテムを作り上げ完成。
私はシルバニアでオモ写して遊ぶことが多いため、透明アクリル板を接着しなかった。手や指が大きいこともあり本来はミニチュア遊びに不向きだが、大好きなので仕方がない(笑)
2.moin moin 1/12 Dolls House
「孤独のグルメ」主人公、井之頭五郎氏のプライベートルームを作りたくて購入した。ドラマの中では一切明かされない五郎氏の部屋だが、勝手なイメージを想像してキットを選んでみた。
キットには日本語の説明書が無く、英語版でカラー写真をふんだんに使った説明書になっている。パーツ数も多く初心者向きではない。細かい部分に不明点が多く、写真や英語表記では理解できずに推測で工作することが多かった。
このキットの特徴は、型紙があること。布製パーツに限らず木製パーツでも大きさや長さの目安にする型紙を使用し、工作することになる。
完成させるための要領として
・説明書の写真を見て、工程を理解し自分なりの優先順位を決める
・説明書を見ても型紙がどれか理解できない場合や迷った時は先に進めない
・作れるものから完成させ、難解なものは最後に完成させる
この3点に尽きる。
私が一番最初に作ったのが、壁に設置する照明器具。型紙を使い金色の紙で工作し壁の中に配線を設置するのだ。これだけで4時間程度かかった。
床面に貼る紙と壁に貼る紙は、土台の大きさと異なるので注意。隠れる部分に余白がくるように見える部分に基準を合わせカットすると良い。
自分のイメージにあわないものや大きさが五郎フィギュアに向かないものは変更したり作らなかった。
では、五郎さん登場。
3.Rolife SUPER CREATOR series①
Robotime 社が誇る「Rolife シリーズ」
日本語説明書+カラー写真に加え、パーツ袋に番号の記載があり、番号順に開封し組み立てていくと完成するシステムだ。説明書も分かりやすく、各パーツがカチッと納まる。何と言ってもデザインが綺麗な秀逸なキットである。初心者には超お勧め!
4.Rolife SUPER CREATOR series②
新商品のため英語版説明書。
日本語でなくても分かりやすく組立やすい、最高のキットだ。
いつも自分が好きなカスタムをしている。
今回は珈琲が大好きな私の理想。
夜は珈琲の香りに包まれ就寝、朝はすぐに目覚めの珈琲をいただく。
しかも額装の絵は、大好きな白もふさんから購入したポストカードを使用。毎日白もふさんの作品が拝めるのだ。しあわせ。
5.Robotime 当選アイテム
Web応募に当選し、いただいたアイテムだ。
当時、新商品のため中国販売のみの貴重なアイテムであり日本語の説明書が出来ていないため、わざわざスタッフの方たちで日本語版を作って下さった。心から感謝!です。
Super Creator Series とは異なり、木枠の型から取り出し組み立てる方式で若干複雑になっている。
長々と記述してしまった汗。
最後まで熱心にご覧いただいた皆様に感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
今回、工作キットを作ってみてRolife アイテムには驚愕しました。
是非とも作ってみたい方には本当にお勧めです。
楽しんでいただければ幸いです。
ではまた、次の工作でお会いしましょう!