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リンカーンでのアパート探し(後編)

ネブラスカ州リンカーンのホテルでの自主隔離13日目です。昨日の前編に続き、リンカーンでのアパート探し(後編)です。

リンカーンに到着後のネット検索

リンカーンに到着後、ネットでいくつかの管理会社の空き部屋を調べました。条件は「studio(ワンルーム)または1 bedroom(1LDK)」「契約期間が7か月以下」「家具付き(furnished)」「大学に歩いて行ける場所」の4点です。

しかし、この4点を満たす物件がなかなかありませんでした。特に契約期間が9か月12か月のものがほとんどで、この条件で物件がかなり絞られます。その上で、他の3点を満たすものが見つかりませんでした。

ホテルに長期滞在

そこで、ホテルに長期滞在するものありだと思い、ネットで検索したところ大学に歩いて行ける場所で、長期滞在者向けの安くてキッチン付きのホテルを見つけました。ところが、「衛生面に難あり」や「治安に難あり」という口コミが複数あったため、選択肢からはずしました。

現在滞在中のホテルはとても快適です。ホテルのサイトをよく見てみると、学生向けの長期滞在割引があることが分かりました。キッチンがないのが難点ですが、電子レンジ調理で乗り切ることも可能です。

Graduate Hotelはアメリカのチェーンホテルで、国内に約30のホテルがあります。各コミュニティへの貢献の一環として学生向け割引を提供しているようです。

ホテルの担当者に客員研究員であることを伝えたところ、価格が掲載された学生向けの長期滞在資料を入手することができました。月額割引学期割引があります。アパートより高いですが、煩わしい契約もなく、家具付き、お掃除付きなどを考えると悪くはないかもしれません。また、オプションとして地元のスーパーと契約したミールプランもあります。大学寮のミールプラン(食堂利用の定期券を学期単位で契約)の代わりですね。

Airbnbで検索

アパート探しの状況について、受入れ教員のA先生とZoomでお話したところ、知り合いがダウンタウンにstudioを所有しており、Airbnb(エアビーアンドビー)で貸し出していることを伺いました。Airbnbは世界最大手の民泊サイトです。

これにヒントを得て、Airbnbで来年3月末まで滞在できる物件を探したところ、理想的な物件が1件ヒットしました!場所は、宿泊ホテルから2ブロック(徒歩5分以内)で、ダウンタウンの真ん中です。One bedroomで、もちろん家具付きです。

昨年内装をリニューアルしたばかりで、室内写真、紹介文、オーナーとゲストのコメントから、清潔さを重視していることが分かりました。ゲストの評価は全員最高評価の5で、スーパーホストのバッジも認定されています。

相互評価のサイトでの高評価は信用度が高いと考え、オーナーに連絡をとることにしました。今回私はAirbnbに初めて登録したので、宿泊履歴はありません。私がどんな人物か分からないと長期貸し出しは躊躇するだろうと考え、すぐに予約はせず、簡単な自己紹介をした上で、長期宿泊が可能か尋ねてみることにしました。

朝7:00に連絡しましたが、数分で返事があり、問題ないとのことだったので、予約をしました。家賃の支払いは、クレジットカードで月ごとです。領収書もAirbnbからすぐに発行されました。やりとりは全てAirbnb経由で安心です。

あっという間に契約と最初の月の支払いが終わりました。電気、水道、インターネットなども全て含まれています。理想の物件をホテルの部屋から一歩も出ることなく契約でき、今回は幸運でした。

ネットで検索すると、在外研究中の滞在先をAirbnbで見つけたという体験談がいくつかありました。滞在期間が1年未満で、アパート探しでお困りの方は、Airbnbでの検索も選択肢に入れてよいと思います。




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