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巍峡国史伝

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光の春、如月。麗らかな日差しの裏で全ては動き出していた。 古の御伽噺に隠された真実。明らかになったもう一つの世界の存在。三大神、四季の姫、四季の守護者、高精霊らが七千年の戦いと全…
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2024年1月の記事一覧

#21【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮

​​ ■前回のあらすじ■ ​ ​冬の地維摩(ゆいま)のうつ田姫の屋敷に、維摩の王颪王(お…

桜賀和 愛美
5か月前

​#20【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮

■前回のあらすじ■ ​ ​「五天布(ごてんふ)の魂の呪縛を解放する」 ​ ​蓮華は白天社か…

桜賀和 愛美
5か月前

​#19【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮

■前回のあらすじ■ ​ ​蒲公英(ほくよう)が冬の地、維摩(ゆいま)の夜鏡城(やけいじょ…

桜賀和 愛美
5か月前
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​#18【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮

■前回のあらすじ■ ​ ​五天布(ごてんふ)の1人、秋の守護者である白秋(はくしゅう)と急…

桜賀和 愛美
5か月前
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​#17【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮

■前回のあらすじ■ ​​冬の維摩の地、夜鏡城(やけいじょう)地下での会議を切り上げた蒲公…

桜賀和 愛美
5か月前
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​#16【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮

​ ■前回のあらすじ■ ​ ​大地の女神である安寧(あんねい)に呼び出された、四方の四季…

桜賀和 愛美
5か月前

#15【巍峡国史伝】天の章 伏せる月、ふるえる睡蓮

■前回のあらすじ■ ​ ​夜鏡城(やけいじょう)の会議の後、秋の地の守護者である五天布(ごてんふ)の白秋(はくしゅう)に呼ばれ、蒲公英(ほくよう)は彼のいる客間にやってくる。 ​ ​夜も更けた冬の維摩(ゆいま)の地はとても寒く、二人は囲炉裏の傍で話しをする。​その話しは衝撃的なものだった。 ​ ​下界との干渉で天変地異が起きている事が問題な千蘇我(ちそが)の地。 ​実はそれ以外にも問題が発生しており、特にここ維摩の地は大地の女神である安寧(あんねい)に表立って反旗を翻した国