#28 副業で成功してみたら、知らない恐怖に襲われた話
どんな商売にも賞味期限がある。
その意味を本当に理解できたのは、自分で商売をしてからだった。
僕は金融機関に勤務する傍ら、副業として主に以下の事業を行っている。
不動産賃貸
太陽光発電売電
猫山課長事業
これらの事業はいまのところとても上手くいってて、言うことがない状態だ。本当にありがたいことだと思っている。
それらは全て自分なりに考え、実行してきたビジネスであり、結果が出ていることに手応えも感じている。
ビジネスを始める前なら、そう思っていただろう。
でも、実際に自分がビジネスの当事者となってみると、とても「安泰」などと思えない。
これは、自分にとって驚きだった。
それと同時に、優良な決算を連発する会社の社長がいつも危機感を持っていることが理解できるようになった。
会社員では絶対に味わうことのできない「危機感」。
僕はこれを肌で感じたことで、まるで羽化するかのように、変化したと実感している。
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僕の会社で保有しているアパートは現在満室となっており、言うことはない。
太陽光発電も問題なく発電しており、あと10年弱は買取期間が残っている。
猫山課長事業の収益の柱はメンバーシップであり、こちらも高い水準を維持できている。
僕は商売を拡大するにあたり、短期間で大きく変化しない事業を行うことを意識してきた。
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